30代の男が→
別の マンションの部屋を
もう一つ 借り→
そこで 大麻栽培を
行っているという>
<男が 妻と暮らす 自宅。
さらに→
大麻栽培用に 借りていると
みられる マンションへ向かう>
<県警本部 組織犯罪対策課と
機動捜査隊→
天理署の 合同捜査は…>
<まずは 夫婦の自宅に向かう>
<証拠隠滅を 図られないよう→
男が勤務先に 出勤する頃合いを見計らい→
家を出たところで 声を掛ける>
<男が 妻と暮らすのは→
閑静な住宅街にある
一般的な マンション>
<男の出入りを 確認する→


玄関ドア側を 張り込む正面班と…>
<男が 車を止めている
駐車場を 張り込む 裏側班の→
2カ所に 分かれ
捜査車両を 配置した>
<そして…>

<中から出てきたのは男の妻らしき 中年女性>
<妻は 車が止めてある
裏手の駐車場方向へ>
<駐車場を 張り込む 裏側班も
妻の姿を 確認した>
<すると 妻は
後部座席の ドアを開け→
何やら 荷物を 取り出すと…>
<再び マンション方向へ戻っていった>
<こちらに 気付いている
様子は ない>
<そして そのまま
部屋の中へと 入っていった>
<それから…>
<ついに 男が 妻と部屋を出た>
<大麻栽培 容疑の 男の部屋を
張り込む>
<そして…>
<すかさず 妻と共に部屋を出た 男の元へ>
(捜査員)おそらく
分かる 思うけども。 で…。
<突然の事態に 動揺しながらも
淡々と答える男>
<そして 捜査員が

核心を突く>
<あっさりと 大麻を持っていると認めた男>
(捜査員)奥さん。 あのね…。
<その場で 妻にも 状況を説明し
家の捜索に 入る>
<この時点で 男は
大麻を 持っていなかったが…>
<男と妻 立ち会いの下
家宅捜索に 入る>
<すると 間もなく…>
<男の供述どおり 室内からは→
缶に入れられた
乾燥大麻が 数点 見つかった>
<部屋の中に 無造作に
置かれていた 乾燥大麻>
<一緒に 暮らす 妻は
その存在を 知っていたのか→
男に 確認すると…>
<かばおうと しているのか→
妻は まったく知らないと
主張する男>
<まずは 部屋から
発見されたものが→
大麻であるか
試薬検査を 行う>
<神妙な面持ちで
試薬検査を見詰める 夫婦>
<お互いの手は…>
<検査結果を 待つ間言葉を 交わすことなく→
手を 握り合い

一点を見詰める 夫婦>
<そして 結果は…>
<大麻であることを示す青色に>
(捜査員)ということで…。
<最後まで 妻をかばおうとする男>
<しかし 現場の状況から→
妻も 大麻を 共同で所持していたと 判断>
<妻を 先に 警察署へ 連行>
<続いて 男も…>
<最後まで 妻は知らないと
言い張っていた 男だったが→
その後の調べで 妻は 夫と共に→
大麻を 使用していたことを認めた>
<そして 次に向かったのは→
男が 大麻を 栽培しているというマンション>
<ここも また 市街地に よくあるごく普通の 大型マンションだ>
<実は 事件が発覚したきっかけは…>
<その部屋の中には
天井から ぶら下がる…>
<これが 部屋の あちらこちらに