＜さらにはアルコール度数の 高い…＞
＜運転していたのは この…＞
＜早速 体内の アルコールをチェックする＞
＜その結果は
驚くべきものだった＞
＜この数値に 隊員たちも…＞
＜何と 取り締まり 基準値の７倍以上＞
＜運転どころか 致死量とも
いわれる 数値だ＞
＜しかし 運転手は…＞
＜反省どころか身勝手なことばかり 主張する男＞
＜いったい どれだけ
酒を飲んだのか？＞
＜しかし 本人は…＞
＜明らかに 飲んだ量を ごまかし反省する様子もない 男＞
＜そして…＞
＜男を…＞
＜沖縄で 最も 深刻な問題の
一つになっている…＞
＜この夜 若きコンビの 闘いは
まだまだ 終わらなかった＞
＜それは 人や 車の通りも
少なくなってきた…＞
＜沖縄一の 幹線道路で→
車が 大破する事故が発生したという 緊急無線＞
＜２人の表情にも
緊張の色が＞
＜現場に 到着すると…＞
＜すでに 多くの パトカーが→
片側 ３車線ある 幹線道路を
ふさいでいた＞
＜現場には 事故の衝撃で→
車の破片が 道路上の至る所に 散乱＞
＜追突した 車の前面は…＞
＜バンパーが外れフロント部分が 大破していた＞
＜一方 追突された車は…＞
＜後部が 全体的に つぶれ窓ガラスは 全て割れ落ちていた＞
＜追突された 車の運転手に
大きなケガは なかったが…＞
＜助手席の男性は 事故の衝撃で
全身に 打撲を負い→
すぐさま
病院へと 搬送された＞
＜交通量の少ない
未明の幹線道路上で→
ケガ人を 出すほどの
大きな事故＞
＜車の状態が
その衝撃を 物語る＞
＜いったい 何が？＞
＜追突された 運転手の話によると→
事故の詳細は こうだ＞
＜運転手が ３車線の真ん中第二車線を 走行中→
右側から ぶつかりそうに
なりながら 車が 車線変更＞
＜危険を察知した 運転手が→
今度は 一番 左の 第一車線に進路を変更すると→
再び 車は
真後ろに ぴたり＞
＜しかも 縁石に
ぶつかりそうに なりながら→
走行していたという＞
＜そこで またも第二車線に 戻ると→
車は さらに 真後ろに ぴたり＞
＜そこで 前方の信号が 赤に＞
＜運転手は ブレーキを踏み
減速するが→
後ろを走る 車に ブレーキを踏む
様子が なかったため→
車線を 変えようとしたが
後ろから 衝突されたという＞
＜不可解な動きを 続けた
車の運転手＞
＜その理由は やはり…＞
＜運転手は…＞
＜車内からは
猛烈な 酒の においが＞
＜すぐに 女の アルコール検査を
行う＞
＜すると この後 女の主張に
隊員全員が あきれかえることに＞
＜検査の結果は…＞
＜基準値を 大きく 上回る数値が 出たが…＞
＜女は 事故直後に 食べた
ブレスミントに→
アルコールが 入っていたと
主張＞
＜酒は 飲んでいないと
言い張ったのだ＞
＜もちろん そんな言い訳が
通るはずがない＞
＜最後まで 酒を飲んで 事故を
起こしたことを 認めない→
外国人の女。 そこで…＞
＜女を…＞
＜その後 女は 酒を飲んで
運転していたことを→
素直に 自供した＞
＜ようやく 彼らの任務も→
終わりを 迎えようとした