（オウム）さあ カレンちゃん。（カレン）うん。
あたりまえだよね。 うん。
悪いんだけど カレンちゃん…
そのペン。
じゃあ もういいや。
あのペン？
うん。
あのペン！ 違うでしょ。
あのペン！（ベル）
あっ！
いや 始まっちゃった。
じゃあ
カレンちゃん授業に…。
足元 気を付けて行きましょう。
うん そうしましょう。
国語の基本を
あらためて学ぶ→
高校講座「ベーシック国語」。
あえて初心にかえる事で→
何か 新しい発見が
あるかもしれない！
そんなこんなで 本日のテーマは…
本日も楽しく学びましょう。
それでは
授業開始でございます。
はい おはようございます。
（オウム カレン）おはようございます。よろしくお願いします。
今日の授業は 「指示語」。
「指示語」？ ふ～ん。
指示語って
どういうものか分かります？
今 さっき やってたような…。
「あれ」？
違うんだ。
そうです。
えっ？
「あれ」とか→
「これ」とか。
「それ」とか。うんうん うんうん。
あるでしょう？ そういう言葉。
はい ありますよね。
指示語とは 人や物→
場所などを指し示したり→
尋ねたりする時に使う言葉。
共通する頭文字から→
「こそあど言葉」ともいいます。
では…
皆さんは どのように
使い分けているでしょうか？
どう違うか 分かります？
「これ」「それ」「あれ」「どれ」。
うん 近くにある。
ちょっと遠くにある。
そうそうそう
分かんないやつ。
「あれ」が
ちょっと分かんないな。
さっき
言った…
そう 「あれ」…。
そうだよね。 ちょっと遠いよね。
だから
「近い」「中くらい」「遠い」。
普通 そう思ってるんだけど。
例えば…。…というと？
はい。
ペンですね。はい。
え～ 「これ」「それ」「あれ」
私から見たら？
「この」 そうだね。
そいで カレンさんから見たら？
そうだね。
うん そうだね。
じゃあ… はい これは？
「そのペン」 うん。
はい。
うん！ そうだね。お～！ 変わった。
じゃあ それ…
近いか 中くらいか？
例えば じゃあ→
こうしてみるよ。あらっ。
うん！
ああ！
あのペン？
「あのペン」ですね あれは。
そうですか？
うん。
へえ～ 天才。
うん「そのペン」。
はい。
こうなったら…。
ハハハ。
（笑い声）
レアなんですよ。
そう。「あのペン」。
ほいじゃあね こうしてみたら
どうなる？
遠くなったけど
「そ」だね。
こっちの方が近いよね。