第一てらすといわれるんですが、一番下の段まで入って、ここの周
りをぐるっと歩いてもいいという
のが。
＞＞一番下しか入れないんですか
？
＞＞そうなんです。それが立ち入
り調査。でもそれでも、何年もか
かって、そこまで認められるよう
になった。
＞＞でも今回は？
発掘というか。
＞＞入れると。
＞＞入れるの？
しかも、掘ることができるんです
よね。
＞＞そうなんです、こちらです。
発掘をすると。
なので、私も長い間を取材をして
いて、正直、
自分が生きてる間にこんな発掘な
んていうことが、
単語として出てくるとは思わない
ぐらいの流れで思ってました。
＞＞それだけ異例のことなのに、
じゃあなんで認められたんですか
？
＞＞そうですね。それがちょっと
３つの要因があるんじゃないかと
思っています。
一つは、ここ何年もずっと取材し
てきてそうなんですけど、宮内庁
とはいえども、時代の流れ、
情報交換法というのがある中で、
情報公開請求されたら、見せなき
ゃいけないものもあるし、
秘密、秘密ではいかれないと。
もう一つは、
先ほども言いましたけれども、こ
この水とかは、
例えば汚れたりしますよね。
結露が湧いたりすることもあるし、台風で木が倒れたりすることもあ
ります。
そういったことを宮内庁の中の陵墓課という、
１つの部署が全部メンテナンスし
ていくというのはもう非常に大変
だと。
仁徳天皇陵だけでもこんなに大き
いのに、ほかにもたくさんあるん
ですよね。
堺市、羽曳野市とか大阪府には。
これが宮内庁だけじゃなくて、自治体と協力してやったほうがいい
んじゃないかというのは、
以前から専門家とかにいわれてたことなんです。
で、もう一つ、今、最近の流れと
して出てきたのが、
この観光といいますか、
宮内庁さんが観光を推進することは絶対ないんですけれども、
今その政府としては、今、インバ
ウンドとかいろんなことがいわれ
てる中で、日本のクールジャパン
とか、
どんどん外に発信していこうとい
う。
＞＞観光だけじゃなくてね、もっ
とその存在というものをね、もっ
と多くの人に。
＞＞発信したいですよね。
＞＞ピラミッドなんかはすごい観
光化されてて、
世界中の人が見に行く。
そして世界中の人が知っていると。
海外の方もね、こういった前方後
円墳、
しかも世界最大のものを、もっと
こう、なんかこう、
アピールしてもらいたいなという
気が。
＞＞それがね、実はええチャンス
が来年なんです。
それがやっぱり堺市がずっとこう、
世界遺産にチャレンジしてますよ
ね。
毎回、そのたんびに、
残念でした言うて、
ハニワ課長がこういう顔されてるの、われわれやってるんですけど、
来年どうもいけそうやいう空気も
あるわけですよ。でも、円さん、
言われるように、
政府はこう言ってるんですよ。ちょっとでいいから、やっぱり見
たいと、中を。
これはやっぱり、ねっ、世界から
来られる方の人情なんだと。
だからその、ちょっとだけなんで
すけど、やっぱりいうてもお墓で
す。
そうしますと、そのちょっととい
うのにも、まあ、
われわれとちごて親族がものすご
くいらっしゃいます。
しかも、