>>3回目です。まだ緊張してい
ます。
>>3回目ですか?緊張されてる
って聞きましたけど。
>>そうなんですよ。実はちょっ
と学生がスタジオに来てましてね。
>>教え子さんがですか?
>>教え子が。
>>ほんまですか?
>>スタジオ見学させていただい
てまして。
>>ほんまや、来てるや。
>>真面目そうな、
いい人そうなのばっかりやんか。
>>すごいですね。
>>あと、レポートきますよ。
>>1人5枚ずつ。
>>1人5枚?
>>厳しい!
>>これのレポートを書くという
ね。
真剣に見といてください、お願い
します。
というわけでございまして、今回、
六甲道でございます。VTRご覧
ください、どうぞ。
さあ、
まず1軒目は、いきなり焼き肉を
食べようと思います。
>>最初の満足ポイントは、精肉
店直営、こだわりにこだわった、
30分かけて食べる極上肉。
やって来たのは、
JR六甲道駅から歩いて3分。
精肉店直営で、
ほかでは食べられない特別な神戸
牛が頂けるという人気のお店、扇
矢。
特別な神戸牛とは一体、どんな肉なんでしょうか。
>>ご主人が仕入れはるトップな
やつと、一番安いやつ、
同じ、同じ神戸牛やったとしても、
値段と差がだいぶあるんですよね?
>>そうですね。
競り合えば100万ぐらい違うときもありますし。
>>はぁ。
そんなんででも、何がちゃうんですか。
>>精肉店のほうも、雌しか扱っ
てない。
>>そうなんですか。
>>ご主人が扱うのは、
神戸牛の中でも子どもを産んでい
ない雌牛のみ。
肉が締まっていて、
きめや深みが違うんだそうです。その自慢の肉がこちら。
>>うわー。
>>塊やなぁ。>>すげー。
>>こちらが上質な脂と濃厚な赤
身の味が楽しめるランプ肉。
>>これは、
上乗せんでええ。
>>チームワーク出すんかな思っ
て。
>>お客さんがみずから焼くこと
はないですよね。
>>そうですね。これはちょっと
ね。
焼き過ぎたりするとやっぱり、な
んぼ優秀でも、
硬くなっちゃう。
>>表面は色が。
>>表面だけとりあえず焼いて、
コーティングするような感じ。
>>なるほど。
>>アルミホイル?
>>今焼いた余熱で、
芯までじわっとしっかり焼いていきます。
>>なるほど。
余熱で。
>>ご主人は焼いたあとに5分間
の余熱調理をするこの工程を、な
んと3回も繰り返します。
出来上がるまでにかかる時間はお
よそ30分。
肉汁を閉じ込めたジューシーな肉
に仕上げているのです。
>>うわっ。
>>あらららら、
完璧ちゃう?これ。きれい。
すごい。
>>ほんまに肉の味でシンプルに。
そのシンプルに食べてもらうんで、
塩も。
>>お塩で?
>>一応、
高知で、
肉に合う塩。
どうぞ。
>>やらか。
>>柔らかいですよね。