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2018/10/17(水) 15:50〜17:53 ten.【若一調査隊!『日本の滝100選』のひとつ赤目四十八滝を調査!】[字]


この納期に合わせるということについても、これも共通しているの
は、大臣認定というもの。
国が定めた基準に合わせるような検査結果を、
期間までに出さないといけないと、
これが大きなプレッシャーになっ
ていたというふうに、東洋ゴム工
業なんかは、後々しゃべっている
んですけれども、
この組織ぐるみということになると、赤星さん、やっぱり、
企業風土についても十分調査、
調べをされてますけれども、
何か見えてくることっていうのは
あるんですかね?
>>やっぱりこういう大きな問題
が、起こる前に、
私も不正調査案件を担当してるん
ですが、大きな案件の前には、
やっぱり多くの、
小さな法令違反等の事案があることが多いですね。
そこで、
小さな事案の中でできた企業風土、緩みが、
こういう大きな問題につながって
いって、今回、
組織ぐるみかどうか分かりません

けれども、そこにやっぱり、
調査するような体制が整ってなか
った場合、
こういう大きなケースにつながっ
てしまうと。
やっぱり常に指摘されるのは会社


の企業風土、
事案を見逃してきたという企業風
土だと思いますね。
>>こう見ても教訓が生かされて
いないということですよね。
>>そうですね。
もう本当に中谷さんがおっしゃるとおりで、じゃあ、
安全性というものについては赤堀
先生もおっしゃるように、
企業風土の中で、どういうふうに
見ていたのかということも、
この2つの企業に共通して見える
のは、
これだけ改ざんの事実が出てきて
も、
建物そのものには直接影響はない
というふうなことを社長は会見で
言っているんですね。
そして今回もやはり同じように、
今の段階で危機があるというふう
には思わないと。
ちょっと、
非常に首をかしげるような、
私たち消費者の側からすると、
こんな改ざん問題があるのに、
なぜこういう話が出てくるのかと
いうところに、
この日本のメーカーの中にある一
つの問題があるんですね。
それがこのことばなんですけれど

も、
トクサイということば。
これ特別採用というんですけれども。
メーカーの中には、製造するとき
に、
ある一定の安全性の幅を持たせて
作っているので、
少し基準に合わない、ずれていた
としても、
安全性には問題がないんだという
ふうに思い込む。
そして、それをお客さんにも理解
してもらって、
製品を納入するという、
そういう、
商慣習みたいなものがやっぱりあ
るということで、
いろんな企業の不祥事事案が出て
くると、
このトクサイということばが、と
ころどころにやっぱり出てくるん
ですね。
今回も非常にこのトクサイ、気に
なるところだと思います。
少しの誤差では不良品と呼ばないんだと、特別に許可を出すという
ことで、じゃあ、
何が企業側にメリットがあるのかということになるんですけれども。
やり直すための費用、
コストとか時間を節約できるということ。
今一番厳しいといわれている納期

に間に合わせることができるとい
うようなことも、
やっぱり企業側にとってのメリットというのは、出てくるというこ
ともあると思うんですね。
>>ただ、それは消費者の納得を
得られるかというと、そうではな
いですよね、若一さん。
>>そうですね。
だから、ほかにもね、
まだ顕在化してないこういう事例

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