ってかなりある可能性もあります
のでね。
こういった公共の安全に関わる製
品に関しては、
企業倫理に任せっぱなしにするんじゃなくて、
公的な性質を持った第三者機関が、
時折、
この抜き打ち検査をするというよ
うな、
そういうようなセーフティーネッ
トといいますか、
防御システムを作るしかないよう
な気がしますね。
>>若一さんがまさにおっしゃっ
た、そういうものが必要になって
くるというのは、
こういうことがいえると思うんですね。
検査というものが、今、
メーカーの中で軽視されてるんじゃないかということですね。
製品を作る、開発をするのに、
お金をかけることはやりますけれども、
検査っていうのは実は費用がかか
るだけで、
何も生み出さないというふうなこ
とで、コストを削減する、
削減するほうに、
どうしてもいってしまうんじゃないかということが、
こういう今回のような改ざん問題
が出てくるたびに、
指摘されるところなんですね。
ただ、
これをおろそかにすると、
どういうことになるのか、企業そのもののやはり、
信用というのを失っていくことに
なりますし、
私たち消費者の側も疑心暗鬼、
安心して物を使うことができない、
大地震が起きたときに、じゃあ、
一体どこに逃げれば自分の身を守ることができるのか、
そのそもそもの前提が崩れてしま
うということにもなるわけですか
ら、非常にこの問題、
まだまだ表面的にしか見えてないところがありますので、
なぜこういうことが起きたのか、
しっかりと解明しないといけないと思いますね。
>>では続いて、
新たなランドマークの誕生です。
きょう、
なんかいなんば駅に直結する複合施設、なんばスカイオがオープン
しました。
一体どんな施設なんでしょうか。なんばスカイオには橋本フィール
ドキャスターがいます。
橋本さん。
>>きょうオープンしたばかりの
なんばスカイオから中継でお伝え
します。
やはり初日ということもありまし
て、非常に大勢の方でにぎわって
いるわけなんですが、今私がいま
す、この5階のフロアは、ほんま
もんと名付けられたフロアでして、
そのターゲットとなっているのが
こちら、外国人観光客の方なんで
すよね。
その施設の中、ご覧いただきますと、
こういった150年以上続くお茶
の老舗があったりですとか、
また工芸品を売るお店があったり
と、
日本の伝統や文化、
いわばほんまもんの日本を体感できるフロアになっているわけなん
ですよね。
その一角には、こういった、
外貨の両替コーナーもありまして、
かなり外国のお客さんを意識した造りになっているわけなんですね。
そういった、
観光の拠点としての商業施設という役割以外にも、
この施設が目指しているのが、
こちらなんです。ビジネス拠点。
このなんばスカイオなんですが、
地上は31階、
地下は2階建ての建物になってい
るわけなんですが、
こういった飲食店などの商業エリ
アというのは、
地上6階までなんですね。
それ以上、
上のエリアというのは、
オフィスフロアになっているんですね。
日本最大級の貸しオフィスがあっ
たりですとか、
国際的なビジネス拠点を目指して
いるということなんですね。
これまで、
このなんばというのは、
梅田などのキタエリアと比べて、
ビジネス拠点となる場所が少なかったと、
なので、
こういったビジネス拠点を作って、
なんばを盛り上げていこうという