2018/10/17(水) 15:50〜17:53 ten.【若一調査隊!『日本の滝100選』のひとつ赤目四十八滝を調査!】[字]


アメリカの技術が、
中国に盗まれているというふうに
言っているわけなんですね。
実際に、これを阻止するために、
今月なんかですと、
アメリカの航空宇宙関連の企業か
ら、
企業の秘密を盗もうとした中国人
の男が摘発をされている。
この中国人の男というのは、
中国の国家安全省という情報機関の人間だというふうにもいわれて
いる。
それに対して中国は、それは全く
のうそ、でっち上げだというふう
に猛反発をしている。
むしろ、今世界にある技術という
のは、世界三大発明、火薬にして
も、印刷技術にしても、
羅針盤にしてももともとは中国が作り出したものだというすごく強
いプライドを持っているので。


>>だいぶ前の話ではありますけ
れどもね。
>>ただこれが、若一さん、どう
ですか、この技術の基盤というこ
とになるんですけれども、中国の
主張というのは、なかなか。
>>その主張はどうかと思います
が、一番肝心なところは、今、
山川さんおっしゃったこととだぶるんですけれども、貿易戦争が本
質じゃなくて、実はこれ、
国際秩序を巡る覇権戦争だということですよね。
だから、今説明されたのに、
ハイテク大国に中国がなればなっていくほど、
それは軍事大国になる過程と、プ
ロセスが合致するわけですから、
つまり国際秩序のやっぱり、
覇権のトップに立とうとしている。アメリカにとってみたら、
それは何をしても避けたいという

ことなんですね。
だから貿易戦争を超えて、先ほど、
フリップに出ました3つの問題ね。
アメリカの企業から技術…を敷い
たとか、
あるいはヘッドハンティングする
とか、そういうことを中国はやめ
ろというところまで、これはいき
ますよね。
だから単に関税問題にとどまらな
い。
>>激しい応酬になってますけど、

落としどころ、どこになるんです
かね。
>>これはある種、
体力勝負になってきているところ
がありますね。
ただ、今現在の経済指標見ていく
と、やっぱりアメリカのほうが相
当体力的に有利だと。
トランプもそれは分かってるから、
引かないぞということでやってる。
最終的には、南シナ海を巡る、軍
事的な関係性の問題とかにまで、
今までつながって、連動していく
可能性は十分にあると思います。
>>こういう状況の中で、増田さ
んがおっしゃったように、日本は
どうなのか、これ非常に苦しい立
場で、先日、経済産業省の幹部、
私が話をしてきたら。
まずこの中国製造2025という
ものを見たときには、とにかくも
う驚いたと、これでは日本は非常
に同じ技術大国としては、
困ることになる。
トランプ大統領はかなり強引なやり方で今、
プレッシャーをかけていますけれ
ども、
口には出せないけれども、本音の
ところでは応援したいと、
実は日本にとってはうれしいこと

なんだというふうに話しているぐ
らいなんですね。
というのは、日本の今の苦しい立
場というのは、こういうことなん
ですね。
もともと、安倍総理はトランプ大
統領と一緒に、
貿易問題でも、
安全保障の問題でも、
二人三脚で中国にプレッシャーを
かけていきたいという政策、
その戦略を描いていたんですね。
特にTPPといわれるような経済
連携協定のようなものを、日本は
駆使したかった、しかしこれ、思
わぬところで、
トランプ大統領がTPPをいきなり離脱してしまったわけですね。
そして、やっぱり、
貿易の問題は1対1でディールだと、取り引きをしようというふう
に、日本に対しても言い出したと