んで、その時間になるとお店も全
部開いてくるんです。
>>取材当日は、あいにくの空も
ようでしたが。
>>きのうからね、あいにく雨が
降ってますが、この雨で逆に、
滝の水量は十分あると思いますので、いい流れが見れると思います。
>>そうですね。
赤目四十八滝の四十八とは、たく
さんあるという意味。
およそ4キロの道のりに、
少なくとも23の滝があり、中で
も大きくて特徴的な5つの滝は、
赤目五ばくと呼ばれています。
滝道は途中から険しくなり、往復
すれば3時間以上。
今回、
体力の自信のない、調査隊は、
3つの赤目五ばくを含む6つの滝が楽しめる片道およそ30分のコ
ースを調査します。
スタート地点となっているのが、
渓谷の入り口にある全国でも珍し
いオオサンショウウオのミュージ
アム。
ここで入山料を払い、ミュージア
ムの中を通って滝道に出ます。
>>オオサンショウウオの展示会場になってるんですけれども、赤
目で捕獲されたサンショウウオも
たくさん展示されています。
>>目の前に川から水を引いてい
る水槽の中には、特別天然記念物
のオオサンショウウオが10匹以
上、展示されています。
きれいな水の中でしか生息できな
いオオサンショウウオ。
今も赤目には、天然のオオサンシ
ョウウオがいるそうです。
さらに赤目には生息していません
が、
若一さんが見つけたのが。
>>それからね、
この、メキシコサンショウウオね、
別名ウーパールーパー。この子も、
サンショウウオのね、一種なんで
すよね。
>>そうなんですか。
>>昔私も飼ってたんですけれどもね。
かわいいですよ。
耳がばーんなっててね。
>>それでは、いよいよ滝巡りス
タートです。
100メートルほど進むと、早速。
>>もう目の前に1つ目のちっちゃな滝が見えてきました。
>>まず1つ目、修験道ゆかりの
清めの場、行者滝。
>>ここにありますね、
行者滝ね。>>うわー、すごい!
>>これが1つ目の滝ですね。
>>かなり勢いがありますね。
>>すごいな、この水量は。
>>前日からの長雨で、
水量がかなり増えていた行者滝。
ふだんの様子はこちら。
落差は5メートル。
真上から眺めることができます。1300年前、修験道の開祖、
えんの行者がここで修行を始めた
ことから、
修験道の場となった赤目四十八滝。
当時、行者たちは、この滝で身を
清めて山に入っていたことから、
行者滝と名付けられたそうです。
その先で見つけたのは。
滝つぼのすぐそばから眺めることができる、
霊蛇滝。
名前の由来は、
白い蛇が岩をよじ登っているよう
に見えたからだといわれています。
さらに進むと。
>>あっ。
その前に、ここに牛がいます。
>>突然現れた牛の石像。
よーく見ると、赤い目をしていま
す。
>>名張市赤目町で、
赤目四十八滝ですけれども、
どうして赤目という地名が、
読み名が生まれたかという由来を示しているのが、これなんですよ。
>>疑問に思ってました。
>>えんの行者が滝行をやってたときに、
赤い目をした牛に乗った、不動明
王が現れたんです。
それで赤目という地名が生まれた
といわれています。
>>今ではこの牛をなでれば目が
よくなるとされています。
私も最近、どんどん目が悪くなっ
てきたので。
>>じゃあじゃあ、
よく触って。
>>出してくれるカンペがちょっ