2018/10/17(水) 15:50〜17:53 ten.【若一調査隊!『日本の滝100選』のひとつ赤目四十八滝を調査!】[字]
甘みがよく合いますね。
そして、スタートから20分。
調査隊はコースの中間地点に。ふだん、
ここでは清純な乙女に例えられる、
優しい流れが特徴的な乙女滝を見ることができるんですが、
相当に水量が多いこの日は。
きょうはちょっと残念ながら、
なんか雄滝みたいな。
>>雄滝?
>>ちょっとおおしい滝みたいな。
>>熟女滝みたいな?
>>どういうことですか!
>>いやいやいや。
>>熟女のほうが?
>>熟女の激しさを感じられるよ
うな。
>>では、気を取り直して、
乙女滝を後にして、調査続行。
次に現れたのは。
悲しき秘話が名前の由来?
2つ目の赤目五ばく、千手滝。
うわー!なんか音がすごい。
>>なんか端正なね。>>そうですね。
落差15メートルもある千手滝。
名前の由来には、諸説あります。
水が岩を伝う様子が、
千手観音の千手のように見えるという説や、
歴史的な悲しい秘話が由来だとい
う説も。
それは。
>>織田信長の時代、
ここで千手姫という人が恋人と心
中したという。
>>戦国時代、赤目渓谷の近くに
は、
柏原城がありました。
織田軍勢による伊賀攻め、
天正伊賀の乱の最後の戦場となっ
た場所です。
その戦いで、
織田軍に追い込まれた柏原城主の娘、千手姫と恋人が、
この滝に身を投げたことから、千
手滝と呼ばれるようになったとい
う、悲しい言い伝えも残っている
んです。
さらに千手滝の近くには、歴史的
なスポットが。
しめ縄がありますね。
>>これね、
護摩の屈と呼ばれるちっちゃな洞
窟なんです。
>>実はこちらの洞窟では、
弘法大師が護摩行を行ったと伝えられているんです。
今は弘法大師像が祭られていて、
洞窟にお参りするためだけに渓谷を訪れる人も多いそうです。
いよいよ調査隊は今回のゴール、
千手滝の先にある、
最後の赤目五ばくへ。
一筋の流れが美しいぬのびき滝。赤目四十八滝の中で、
最も高い高さ30メートルを誇る
布曳滝。
ぬのびき滝という名の滝は日本各
地に存在しますが、
赤目の布曳滝は、その中でも特に、
布をひいたような美しさで知られ
ています。
しかし。
長雨が続いたこの日は。
わー!すごい!
>>すごいね。
>>わー!
>>いや、
これ水の流れる圧で、
風が吹いてます。
>>ちょっと様相が違いますね。
迫力ありますね。
>>自然の雄々しさみたいなものを感じます。
ここで調査終了。
今回、調査隊は片道3、
40分もの道のりで、それぞれ特
徴の異なる6つもの滝を見ること
ができました。
足に自信のある方はさらに先に進むと赤目五ばくである荷ない滝や、
琵琶滝など、ほかにも数多くの滝
を見ることができます。
大自然の中で、紅葉と共にさまざ
まな景色を楽しめる赤目四十八滝。
皆さんも、秋の行楽に訪れてみて
はいかがでしょうか。
>>ということでね、歴史のある
有名な滝なんですが、もう連日の
長雨で、われわれ行ったときも、
入山禁止直前の状態で。
これ以上、
水が増えたら危険だという手前だったんですけれども、
その代わり迫力はすごかったでし
ょ?
>>どっちか言うたら、僕、こっ
ちの激しいほうが好きですね。
>>そうですか。