2018/10/17(水) 15:50〜17:53 ten.【若一調査隊!『日本の滝100選』のひとつ赤目四十八滝を調査!】[字]
>>松丸さんはケアが必要な子どもたちを一時的に預かるデイサー
ビスも開設しました。
>>左手をちょろりんぱ。
>>看護師や保育士、
リハビリをする理学療法士のほか、
大学病院の小児科の医師も月2回、
診察に訪れます。
ここまで松丸さんを突き動かすの
には、ある家族との出会いがあり
ました。
にこりを始めてすぐに関わった女の子、沙良ちゃんです。
肝臓や腎臓の病気で、
生後201日目に亡くなりました。
自宅で家族と過ごした2週間を、
松丸さんがサポートしたのです。
>>うれしかったですね。
面会も子どもが入れないので、
お姉ちゃんも沙良ちゃんをだっこ
したことがなかったんですね、
一回も。
ようやくおうちに帰ってこれて、
ようやくお姉ちゃんも、
遊んであげたり、そういうことができたし、やっぱり帰ってから、
沙良ちゃんの体調とかも、
表情とかも穏やかになって。
>>家族4人で過ごした時間、
沙良ちゃんは今も、
家族の心の中にいます。
>>本当に家で2週間弱しか過ごせなかったんですけど、私たちの
中では、あの時間は本当、
宝物でした。
>>松丸さんは沙良ちゃん家族と
の出会いで、
心に決めたことがあります。
それは。
>>生きていくとこは病院じゃな
いよって、
おうちに帰ろうって。
おうちに帰って、
一緒に楽しいことしようって、
生きるって楽しいんだよって。いっぱい遊ぼう、
一緒にいっぱい笑おうっていうと
ころを支えれたらいいかなって思
>>この日、
あのきったくんは、
にこりのデイサービスを利用しに
やって来ました。
>>さみしいね。
よし行こう!じゃあ、
行ってきます。
>>お願いします。
>>きったくんを預けて、
お母さんの梢さんは、
買い物に出かけるといいます。
2人が離れるのは、
退院後、初めてのこと。
>>よいしょ。
>>すると、
松丸さんたちは、
きったくんを着替えさせ、
何やら準備に取りかかります。
>>おかえりなさい。
>>お母さんが帰ってきました。
>>きっちゃん、
かわいいやん。
どうしたん?どうしたん?
ネクタイやん。
>>ネクタイ姿のきったくん。
実はこの日、
2歳の誕生日だったんです。
>>ハッピーバースデートゥーユー。
おめでとう!
>>サプライズの誕生日パーティー。
きったくんもうれしそう。
お母さんやスタッフの思いは、
ちゃんと届いたようです。
>>うれしいですね。
こんなんしていただいて。
きっちゃん、よかったね。
最初は2週間がヤマですよって言
われた命が、
2年間ももってくれたのを考える
と、ねっ、
周りの助けがあって、
やってこれたのかなって実感しますね。
これからもね、元気に、
毎年毎年、
誕生日が迎えられたらいいなとは
思ってます。
24時間、
母でいるっていうのは、どうしてもやっぱり息が詰まる。
ちょっと目を離したら窒息してし
まうような、子どもたちと生活し
て、
お母さん一人にその命を任せられていない状況で、少し休める期間
があったら、また頑張れるのかな
というふうには思います。
>>重い病気や障害のある子ども
たち。
その家族はケアに追われる毎日で