2018/10/17(水) 15:50〜17:53 ten.【若一調査隊!『日本の滝100選』のひとつ赤目四十八滝を調査!】[字]


>>そうですね。
>>これ石州瓦いうてね、120
0度以上高い温度で焼くんで、
雪に強いんです。
薄くて丈夫なんです。
だから赤褐色の、
この屋根が一つ特徴なんですね。あと、細かく見ていきますと、こ
ういうね、これ腕木といいますけ
どね、軒の桁を支えるさえぎもん
だかにも特徴があるんです。



>>ほかにも、
窓から突き出した出格子や、装飾
をあしらった化粧窓など、
昔ながらの趣が残っています。
>>あっ、
倉吉絣ね。
これもね、倉吉の産物、江戸時代
から有名なものです。
>>こちらは倉吉の伝統工芸品、倉吉絣の工房。
倉吉絣は、
絵をそのまま織り込んだような複雑な模様が美しい、江戸時代から
伝わる織物です。
この工房では、職人の手作業を間
近で見ることができます。
>>こういう藍の色が倉吉絣の特徴。
紺絣ですよ。
>>えっ、かなり分厚いですね。
生地がしっかりしてる。
>>しっかりしてるわりにね、硬
くないし、重くない。
独特の目のつき方みたいのがありましてね。
>>でも、肌触り、さらさらです
ね。
>>そうそう。
きましたね、いつの間にか。
ここ、弁天参道という、ちょっと
小粋な珍しい通りがありまして。
この通りを抜けて、川沿いの玉川
という用水があるんですが、一番
メインの有名な場所に行きます。

>>この壁もなんか、この狭い通
りを抜けていく感じも。
>>路地感がね。
>>風情があるなー。
>>こういう行灯もね、へんに奇
をてらってない、よさがあるでし
ょ。
>>確かに。
>>素朴な味わいというかね。
>>これが玉川という、いわゆる
用水なんですけどね。
ここでようね、
ドジョウ取ったんですよ。入ってね、中にね。
水がいいものですから、これはお
いしかったですね。
>>若一さんの思い出を伺ったと
ころで、いよいよ保存地区のメイ
ンどおりへ。
>>このね、
玉川沿いに土蔵群が並んでる。
そして石の橋一枚でつながってるっていうね、この風情が、
保存地区の一つの象徴的な風情な
んですね。
>>玉川沿いに広がるのは、
赤瓦に白い漆喰の壁が美しい土蔵群。
倉吉特有の落ち着いた美しい景観
です。
壁の漆喰には防水効果が、
下は焼き杉板で、
耐火性能と耐久性を高める効果が

あるそうです。
ここは昔ながらの町並みが保存さ
れていることから、
美しい日本の歴史的風土100選
にも選ばれています。
このエリアに、
昔ながらの一軒家をそのまま使った、意外な記念館が。
誰の記念館かというと。
>>琴櫻まさかずさんでおられます。
>>えっ!
>>いいでしょ?
>>すごい迫力。
うわー!実物大ですか?
>>こちらは実物大ではございま
せん。
本人より少し大きいです。
>>勘違いしますね。
倉吉が生んだ鳥取県出身の唯一の
横綱・琴櫻まさかつの記念館なん
です。
幕内最高優勝5回、引退後は親方
として、
24人の関取を輩出するなど、
角界を支えた大横綱です。
2007年、
66歳で亡くなりましたが、その
功績をたたえようと、
記念館には貴重な品々が展示され
ています。
これは富士山ですか?