所さん 佳乃さん 今日は まず…
はい!
鹿児島なんだ!(木村)うわ~!
ま~た…。
(木村)ここの島に?
移住者が…。
多いの?増えてるんです。
所さん 佳乃さん!
何?殺到してるんですよ~。
殺到してるんです。
今日のテーマは こちらです。
この いわば 楽園があるのは→
九州の更に南 この大小…
一番遠い この島。 東京から行きますと→
飛行機 船 乗り継いで20時間。
(木村)うわ~!
遠いです。
で 移住者が どんどん 今 増えていて→
最新の国勢調査でなんと→
人口増加率 全国2位。
十島村が?全国2位なんだ。
はい。 まいりますか?
はい はい。
所さん! 大変ですよ。
移住者を引き付ける楽園の島とは一体!?
船で行くんでしょ?
ディレクターが向かったのは村に12ある島の一つ…
周囲13km コバルトブルーの海と
サンゴ礁に囲まれた 美しい島だ。
よっしゃ~ 着きました。
港には 船が積んできた宅配便を受け取ろうと→
島民が 大勢 集まっていた。
すみません こんにちは!こんにちは!
(ディレクター)5日前!?
はい。
(ディレクター)愛知から!?
はい。
ほかにも 若い人の姿が目立つ。
聞けば…
その理由が こちら。
こんにちは。
保育施設をはじめとする…
(ディレクター)おお~みんな 引っ越してきたんじゃん。
村では 子どもが生まれる度に
出産祝い金を支給。
その額
4人目以降は100万円。
更に!
女性によれば 移住者への支援はほかにもあるという。
自宅は 村が用意した一戸建て。
へえ~!
家賃は ひとつき 6,000円。
更に!
農業など 新たな仕事に就く場合にも
支援が受けられる。
村は こうした移住者支援の費用を→
地方交付税交付金や離島活性化交付金などで賄っている。
手厚い支援もあり 村では人口が増加。
もちろん 島暮らしが合わず帰った人もいるが→
村民は 5年間で100人近く増えた。
補助金を手にしただけでなく→
移住で人生そのものを救われた
という人物を突き止めた。
(ディレクター)あの方ですかね。
あ~ すみませんこんにちは NHKの者です。
そうですね。 私も…
(ディレクター)千葉!?はい。
今ですね…
(笑い声)
「おーい!」って 人を呼ぶの。
すると 現れたのは…。
(ディレクター)畜産をやられてる…。
3年前 この島に移住し→
現在は 黒毛和牛の繁殖で
生計を立てている。
おーい!
…を育てているのか?
長年 商社に勤めていた 衣笠さん。
しかし 次第に都会生活を続けていけるか→
不安を感じるようになったという。
そんな時 偶然知った宝島の農業ボランティアに→
思い切って参加。
都会では 見たこともない世界に圧倒された。
ふ~ん。
島に移り住んで3年。
衣笠さんは 都会では味わえなかった
充実した暮らしを手に入れた。
いわば…
取材を進めると→
ほかにも 島マジックに救われた
という人物が見つかった。
(物音)
何だろう?
音を頼りに密林の中へ分け入る。
すると!
(ディレクター)うわ~ すげえ!
重機を操る 謎の人物を発見。
埼玉出身で
4年前に この島に移住した→
舩水 礼さん 28歳。