まずは、これから寒くなる季節、
ご家庭でのお鍋など、
使用頻度が高くなる
カセットコンロからの火災。
◆これ、
どのように処理しますか？
◆捨て方ですよね。
何か、
そのまま捨てたらあかんみたいな。穴をあけてとか。
ちゃんと抜け、みたいな…。
◆最後まで出して。◆最後までばっと出してとか。
何か、
そんなんじゃなかったですか。
◆実は、それが危険なんです。
穴あけすることで
危険なんですね。
◆ガス抜きのために
穴をあけることが危険？
実は、
ガスを抜き切ったつもりでも…。


◆何をするんですか？
危ないですね。
◆火が残ってるんですね。
ガスが残っているんです。
１回、消えましたよね。
もう一回つけてもつくと。

このとき、
重たい性質があるので、下に向け
ると
火が…。
◆全然ちゃうんですね。◆そのため、
シンクでガス抜きをして
火災に至ったケースが実際にあったそう。
シンクに見立てたクリアケースで
再現すると…。◆今、ガスが滞留してたので、
これでやると…。
◆うそっ！？
◆マジっすか！？
◆エチケットやと思ってて、
優しい人のほうが、そういうの、
嫌ですわ～。
◆大阪市に限ってなんですけども、今、大阪市は、去年からですね、
穴をあけず、使い切ってから
資源ごみの日に、
資源ごみと別の袋に入れて出すことになってます。
◆これも、まだ意外に知らない方
がいらっしゃるんじゃないですか
？
◆そうかもしれないですね。
◆昔からの概念でやってると。

◆続いては、車１台を丸焼きにし
た火災。
その原因は、何と制汗スプレーだ
ったんです。
◆実際に大阪府内で
車内で
制汗スプレーをかけて、たばこを吸おうとして
引火して、
出火して、
軽自動車１台が燃える事案も発生
しています。
◆制汗スプレーも
可燃性ガスの一種。
今回は、こちらの筒の中に
スプレーを吹きつけ、その危険性を再現。
◆まず初めに、僕がやりますね。
◆これをじゃあ我々も静観したらいいですか？
◆出たよ！
◆静かに見てたらいいわけですか
？
◆お願いします。
◆村上さんのせいっすよ、
そんなん言うたら。あっちゃうわ。
何を言うてんや。
◆じゃあ、お願いします。
◆いきますね。
◆それぐらいで？
◆ちょっと離れてたほうがいいか
もしれない…。
◆うわあ～！

◆村上さん、こっちの準備というのが…。
◆わずかなガスでさえも
火を近づけると、爆発するように燃焼。
◆はいっ、いきます。
おおっ！
炎、大分出てきたよ、
今！
怖かった、今。
◆これ、
ほかのスプレーでもあり得るんで
すか？
◆あります。
◆例えば、においとか。
◆実際に、大阪市内で
室内に消臭スプレーをまいて、
たばこを吸おうと思って火をつけ
たときに
燃えて、引火して、出火して、
１名お亡くなりになられるという事案もあります。
◆それはつらいですね…。