2018/10/19(金) 16:47〜17:53 ten.【進化を遂げる“きのこの世界”最前線をカラクリ】[字]
汁物に入れてもおいしいんですが、
一番のお勧めは炒め物。
油で炒めることで、
ビタミンDの吸収力がアップする
そうですぞ。
生産量はこの30年で、
にょきにょきっと、
なんと8倍近くも増えているんで
す。
そんなマイタケのシェアで50%
を誇るのが、
雪国まいたけ。
滋賀に工場を作り、先月から稼働しております。
工場の中に潜入。
>>これがマイタケの株になります。
>>これが株ですか?
へー。あーっ、
これで一つの株ですか。
>>一つの株です。>>大きいですね!
>>マイタケは本来、1キロ近く
ある巨大なキノコなんです。
江戸時代には、自生しているもの
は、
同じ重さの銀と交換されていたと
いわれるほど、
昔はとても貴重な食材だったので
ございます。
成長する過程の管理が難しく、
人工栽培は不可能と考えられていましたが、35年前、
雪国まいたけが初めて成功。
新潟の栽培工場は、
温度と湿度が管理され、
深い山あいの秋の気候が再現されております。
ここで一年中、
マイタケの株が育てられているんです。
成長のスピードは速く、
僅か8日で出荷される大きさに。では、
新たな工場を滋賀に建てたカラク
リとは?
>>包丁が入りますと、鮮度がそ
の分、落ちてしまいますので、滋
賀県のほうでカットさせていただ
いて、滋賀県から西日本のほうに
供給させてもらってます。
>>西日本へは、
これまでよりも2日ほど早く、
商品を供給することができるようになり、
より新鮮なマイタケを食べられる
ようになったのでございます。
来年はさらに生産量を増やすとの
こと。
楽しみですなぁ。
キノコ界の新興勢力、
マイタケ。
人気の裏に企業努力あり!
今、
珍しいキノコが続々と登場しているのをご存じですかな。
こちらは、
ん?
レバ刺し?
いや、れっきとしたキノコです。
原料はアミタケというキノコで、
ヒマラヤ山脈の標高3000メートルを超える山で育ったもの。
ボイルすることで、
生レバーのような色になるんです。
6年前、
生で食べることが禁止された牛のレバー。
その代用品にと、
先月から岩手県の会社が販売を始めたのが、
こちらの森のレバ刺なんです。
岩手では実際に、
焼き肉店でも提供している店があ
るんだとか。
そこで。
>>この森のレバ刺の実力をきょうは調査したいと思います。
>>やってまいりましたのは、大
阪は京橋にあります、
創業35年の老舗焼き肉店。
>>レバ刺しって今、
食べられないじゃないですか。
これをキノコで再現したものなんですよ。
キノコで再現してみたって聞いて、
まず率直にどう思われます?
>>まず考えられないっていう感
じですね。
>>果たしてそのお味は。
>>味はね、
肝風ですね。
>>似てますか?
>>もうちょっと肝のほうがね、
独特のまた個性というのがあると思います。
肝の代用として食べる分にはいい
とは思います。
言わなきゃ分からないでしょうね、
キノコって。
>>開発した会社の社長は。
>>キノコの持ってるポテンシャルって、高いんだなっていうのを、
今になってやっと分かった部分が
ありましたね。
>>これはアリタケの仲間。