2018/10/19(金) 16:47〜17:53 ten.【進化を遂げる“きのこの世界”最前線をカラクリ】[字]
のアライグマ。
人やペットが感染してしまう病気
を持っている可能性もあり、
市は見つけてもむやみに近づかな
いよう呼びかけています。
>>では再び中継です。
橋本さん、
けさからこのわなを設置して、
捕獲作戦進めているとのことですけれども、その作戦、
うまくいってるんですか?
>>残念ながら、
今の時点では、
このけさ設置したわなによって、
捕獲が成功したという情報は入っ
ていません。
ただこの兵庫県というのは、
全国的に見ましても、
北海道に次いで2番目に年間のア
ライグマの捕獲数が多く、
年間大体5000頭前後が毎年捕
獲されているんですよね。
ですので、
きょうも周辺の自治体を取材していますと、
神戸市やみき市では、実際にけさ
もアライグマが捕獲されたという
ことなんですね。
そしてそのアライグマが何を食べて生活をしているかといいますと、
このアライグマというのは、雑食
なんです。
これ要は、なんでも食べると。
例えばこういった川沿いの茂みに生息しているアライグマであれば、
魚も食べるなど、
非常に環境に柔軟に対応すると。そしてさらに、
高い繁殖率を持つことが、この爆
発的な増加につながっているとい
うことなんですね。
そしてこのアライグマの増加によ
って、
深刻化しているのが農作物への被害なんですね。
アライグマはスイカやトウモロコ
シ、
そしてイチゴといった、甘い果物
や野菜が好きで、兵庫県内でも被
害が相次いでいまして、
シカやイノシシに次いで、
3番目の害獣になっているわけな
んですね。
その農作物への被害額を表したグ
ラフがこちらになるわけなんです
が、これ、
昨年度は6000万円近くの被害が、
兵庫県内だけでアライグマによっ
て出ているということなんですね。
これは2005年度と比べても、
2倍以上に増加しているんですね。
ただ、
このアライグマというのは、
非常に学習能力が高くて、一度、
わなだと分かると、なかなか近づかないと。
さらには日本には、
なかなかアライグマの天敵がいないということで、
今後さらに爆発的に増加するおそ
れもあると専門家は指摘していま
す。
>>分かりました。中継でお伝え
確かに見た目はかわいいんですけ
れども、危険な動物ではあるんで
すよね。
>>そうですね。
小さな子どもたちはね、私たちも
そうですけど、なんかこう、
アニメでね、
かわいいっていうイメージが、
もう私たち、根づいてるので、
思わずかわいいなっていきそうなんですけれども、
やっぱり小さな子どもたち、危な
いですから、もううちでしっかり
ね、アライグマ見かけても、
近寄らないようにしなさいよということを徹底しないといけないし、
家族でさっきいましたから、
あんなふうにして繁殖して、
どんどん増えていってるわけです
もんね。
どうにかしないとね、手段を見つ
けないと。
>>元はペットとして飼われてい
たということは、
人間の勝手ではあるんですけれど
もね、若一さん。
>>だから人間が放ったエリアか
ら相当拡大してしまっているんで
すよね。
兵庫県がかなり多いというのは、
私も夜、
よく見ます、
三田市とか、
かとう市なんかの山の中、走るんですけども、何回も目にしていま
す。
よく目にするエリアというのは、今、橋本さんのリポートにあった
ように、