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2018/10/26(金) 08:15〜09:55 あさイチ「プレミアムトーク 立川志の輔」[字]


妻が残したレシピノートを
見つけます。
大吉≫豆ごはん。
よしえ≫たくさん食べてね。
それは亡き妻が作ってくれた思い出の料理です。
大吉≫春になると作ってくれたな。
きょうはお手柄だったなあ。ん?
豆ごはんを作り、それを食べると
自然と妻を思い出す大吉。
でも、ノートに書かれたレシピは


たったの…。
大吉≫4ページ。
巌≫書くの途中で飽きちゃったんだな。
≫よしえちゃんね、そんなに
飽きっぽい人じゃなかったわよ。
大吉≫まだ先があると
思うじゃないのよ。
美智子≫だったら、大吉さんが
続きを書いたらどうです?
レシピノート。
大吉≫レシピノートの続き…。
大吉は島の仲間たちに勧められ
料理を教わりながら
レシピノートの続きを
書き始めるのです。
華丸≫完全に主演です。
大吉≫事前に見せていただいたんですけれど。
志の輔≫ありがとうございます。

大吉≫「ねことじいちゃん」というタイトルどおり
すべての場面に猫が
映っているんですよね。
志の輔≫岩合監督の
初メガホンだったんですけれど
こちらの局で
「世界ネコ歩き」という
番組がありますね。
動物のプロフェッショナル
ですけれども
すべてのカットに猫がいるという
画期的な映画を撮りたいと

メガホンを取られたんですけれど
正直言いまして
監督の言うとおりに
猫が動くというか
監督自身が本当に澄んだ目で
じーっと動物と向かい合われるん
ですよ。
たぶん
猫と話をしていらっしゃるんだと思うんですよね。
猫もじっと見ていると
監督と猫が同化している。
動物カメラマンの方というのは
こういうことなんだなと
思うぐらいに
動物と純粋な目で話を
していらっしゃるんですよね。
大吉≫俳優さんの演技に合わせて猫ちゃんたちも
動いたりしているんですよね。
近江≫リハーサルのシーンがあります。
大吉≫リハーサルはどのように
したんですか?
志の輔≫タマを使わないんですよ。
ぬいぐるみで最初はやるんです。
華丸≫猫が代役なんですか?
志の輔≫
スタッフも私もそんなうまく
動くわけないじゃないかという空気が漂っているんですけれど
動くんですよ。
これがやっぱり
監督がずっとタマを見ていて

なあ、タマと言うと
あの2人というか、間柄には
何かあるんですよね、信号がね。
私が最初に撮影現場の愛知県の
佐久島というところに行きました。
人間のシーンでやるんです。
そこではずっと猫を撮っていたんです。
照明さんが何に驚いたかというと
僕らは正直言って
屋根の向こうから
主演のタマがやって来て
ここにいるほかの猫と
鼻と鼻をつけて
あいさつをするから撮るといって
するわけないだろうという空気が漂っていた中を
よーいスタートと言ったら
本当に屋根の向こうから
タマがやって来て
座っている三毛猫に鼻をすり寄せ
るんですよ。
レフ板を当てている照明さんが
びっくりしていたんですよ。
大吉≫そんなシーンの
連続なんですね。
たまたまこれが撮れたからはめているのかと思ったんですけれど。
志の輔≫CGがありません。
小林薫さんが本読みのときに
分かりました、監督
どことどこの部分がCGなのか教えてくださいと言ったら
CGは一切ありませんと


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