2018/10/26(金) 08:15〜09:55 あさイチ「プレミアムトーク 立川志の輔」[字]
本当にこれだけ恐らく
20年までいかなかったんです
けれど15年か何かの記念のここまで
続いてきたんだから一度
出ていただきたいと。
スタッフがおっしゃるので
分かりました、では
スタジオは無理ですと
スタジオはたぶん使えるところがないんだろう
というぐらい
何を言いだすか分からないから
VTRに出ていただきましょう。
まとまったのを私が師匠談志が
疑問に思うことをVTRで
おっしゃってもらってそれを解決して
番組上で見ていただこう
ということで
カメラが回っていきました。
そうしましたら師匠が自宅で
かねがねずっと
不思議に思っていたんだけど
植物というのは甘くなる。
なんで甘くなるかというと
鳥に食ってもらって遠くに
持っていってもらう。
そうすると自分の
エリアが広くなる。生息区域が広くなる。
そうすると必ず
植物は甘くなるなのに
とうがらしはどうして
ずっと辛いんだ。
辛いままじゃ
何も食ってくれないじゃないか。あいつらはいったい
何を考えているんだ。
なぜとうがらしが辛いのか調べて来いと言ったんですよ。
昔はもうちょっと
似ていたんですけどね。
大吉≫そこを反省するとこでは
ありますよね。
志の輔≫私の
いちばん弟子の
晴の輔と言っている
当時、志の吉ですけれど
メキシコに飛びました。
メキシコに飛んで
一生懸命調べました。そして
ある事実が分かったんです。
確かにほかのものは
みんな熟して甘くなり
鳥は喜んでそれを
食べながら飛んでいってよそで
ところでメキシコに
ベロのない鳥つまり
辛みの分からない鳥が
いてこの鳥が
トウガラシをずっと運んで
いくというつまりは
辛みを感じない鳥が
いてくれるために
その鳥が遠くまで
飛んでくれるがために
甘くならなくても
その鳥が俺たちを食べてくれると
思って
辛くなるように逆にしているのが
とうがらしなんですと言って
ロケ隊が調べて戻ってきました
VTRが流れました。
芸の3時間のところで見て
これは大丈夫だ。
ここまで調べたらうちの師匠も
大丈夫だというので
放送いたしました。
そしてカメラに向かって
わが師匠、立川談志
ガッテンしていただけましたで
しょうかと言いながらスタジオの
ほうは
ガッテンと言っていました。
その1時間後ぐらいらしいです
けれど
10階にあります科学番組の
ところに
電話が鳴りまして
そこにいる
方が電話を取ったんですけれど
談志という者だけれどもきょうのがあっても全くガッテン
できねえやと
と言ったそうです。
できるでしょう。
この程度のことで俺がガッテンすると思うかと
訳の分からないことを
言ってきたそうなんですよ。
おうちまで結局スタッフが謝りに
いったんですよ。
誤る謝らないの話ではないんだ
けれど結局勝手に進めてこれが
ガッテンしたかどうかも分から
ないのにカメラの向こうでやってもしかたないだろうという
話をしていたんですよ。