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2018/10/26(金) 09:50〜11:15 よ〜いドン![字]【国宝さん専門家もうなる小学生カニ博士兄弟▽トリックスイーツ職人】


◆これだけだったら
おいしそうに見えないでしょう?
だから、焦げ目をつけます。
◆焼いてますもんね。
◆すごいですね。
◆これはすごいわ。
◆ブリュレなどをつくる要領で
表面をキャラメリゼすれば、
焦げ目が食欲をそそる
餃子の完成。


◆これ何かあるんですか、
トリックスイーツをつくる上での
心得みたいなのは。
◆やっぱり質感が大事だと思いま
すので、焦げ目であるとか、
艶であるとか、
そういうものを大事にしています。◆形だけじゃなくて
ソースの粘度とか
焦げた感とか、質感というか、
調理感ですよね。
◆そうですね。
◆19歳でパティシエの道へ。
以来、一流ホテルでの
スイーツづくりなど、
確かな腕を磨いてきた後藤さん。
そんな後藤さんに会社から
トリックスイーツの製作依頼が。
◆トリックスイーツって、ちょっ

と葛藤みたいなものはなかったで
すか。
◆そうですね。
正直、フランス伝統菓子をされて
いる方から見られたら、
邪道な世界かなと思うんですね。
見た目だけ、みたいな勝負で。
◆思われがちですよね。
◆ストレートに味で勝負したいという気持ちももちろんありますし。
若干複雑な気持ちもあったんです
けれども、
実際つくって見ると、

結構奥が深いというか、つくり出すと、
これはこのほうがいいんじゃない
か、
こうしたほうがおいしいなとか、
いろいろ考えがありまして。
◆没頭していったんですね。
◆そうですね。
◆初めは葛藤があったものの
自分の持てる技術を駆使することへの
情熱がまさり、
以来、トリックスイーツづくりにのめり込んでいきました。
そんな後藤さん熟練のわざが
ひときわ詰まった作品が握り寿司シリーズ。
中には、本物の
お寿司と間違えて食べてしまうお客さんがいるほどの
緻密さ。
◆ネタの精度ね、
これ。
このサーモンなんか、
とんでもない。
◆魚を切った感
◆何でできているかわかりますか。
◆これ何ですか。◆シャリも何や、これ。
◆シャリのほうは
モチ米と白あんをまぜまして、
乾燥防止にきな粉をまぶしてあり
ます。
◆スイーツや。
◆脳が追いつかん。おいしい!
あっ!

今ね、
シャリと共に
ネタだけちょっとだけ残ってたんですよ。
香りが最後ふわっと。
オレンジ入ってません?
◆入ってます。
正解です。
濃縮イチゴの果汁を加えています。
オレンジと濃縮イチゴの果汁です。◆オレンジと濃縮イチゴ。
◆イチゴが赤いから。
◆ちゃんとおいしいというのがね。
こういうのって
見た目を追求し過ぎて味、ちょっと、
全然おいついていないというのが
ありますが、
これおいしいですよね。
◆味も考えないといけないですも
んね。
合わせるもの、何でも合わせばい
いというものちゃいますもんね。
◆そうですね。
味のほうも大事だと思いますので。◆それが完璧やねんな。
◆トリックスイーツの魅力にはまってきた銀シャリ。
ここで後藤さんからサプライズが

◆実はこちらのお寿司なんですけ
れども、おすしの花形
鰻がないんですよ。
◆確かに。
◆ほんまですわ。


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