だいて。
◆学会って、おじちゃんも
名前だけ聞いたことあるねんけど、どんなものか知らんのやんか。
◆プロの大人がいっぱい客席に座
ってて、
僕たちがしゃべって。
◆しゃべった、僕たち、すごいやんか!
どんなことしゃべったん?そのと
き。
◆ええと、
兵庫県初のカニを見つけたのと。◆どれ?
兵庫県初のカニ。
◆このフジテガニというカニと
ルーケブカガニというカニと
チゴイワガニというカニを。
◆3つも兵庫県初見つけたん?
すごいな
あ。
何て言われたん、大人たちには。
◆これは知らんかったとか。
兄ちゃんうれしかった、それを言
われた後。
◆はい。
◆弟はどんな気分やった?
◆うれしかったです。
◆うれしかったなあ。
何でそこまで好きなの?
◆種類が違ったり、兵庫県初のカ
ニとか見つけれたりしたら、
うれしかったり、盛り上がったり
するから、そういう特徴的なとこ
ろがおもしろいなと思うから、
カニのほうが好き。
◆季節は関係あるの?
カニって。
◆今がちょうど、
冬眠の季節に入ってるんで。
今カニに出会えるのが
今シーズンで終わりぐらいかなと。
もう11月になったら
もうほとんどカニに会えないんで。◆ここで問題。
◆子どもが好む遊びよりも
カニ研究が好きという
大角兄弟ですが、
実は、カニに対して唯一ある事だけは
しないようにしています。
さて、それは一体?
◆もうね、
大人も認める
もうすごいカニブラザーズです。
◆学会で発表するってこれはすごいわ。
◆発表までして、大人たちを
うならせて帰ってきている。
◆すごいですね。
◆カニが大好きです。
そんな大角兄弟でございますが、
唯一しないようにしていることがあります、
カニに対して。
さあ、いかがでしょうか、円さん。
◆ごめんね、もう。
もう言うこと大体分かっていると思うけど、
あえて言わせてもらうわ。
かまへん?そやろ?
大体。
絶対そうやん。
もう絶対そうやんか。
カニ行ったらこうやんか。
だから、もう言うの嫌やけど、
べた過ぎて嫌やけど、
カニが好き過ぎて、
グーだけは出さないようにしている
というのがみそですと。
◆おー。
◆全然べたじゃないです。
プロのテクニック、
駆使し過ぎてます。
◆あっ、そうですか。
きょう好調ですね。
◆好調ですね。
◆週末にかけてぐいぐい。
◆これ終わったらお休みですから。
◆そうそうそう。
バンザイ!
◆好調好調。
◆好調ですか。
ああ、よかった。
◆すてきな答えでございますが、
正解ではございません。
◆正解ではないの?
◆それはそうです。
これで正解
やったら最高やねんけどなあ。
◆正解だったら最高でしたけど、
残念ながらグーも出します。
勝負のときはシビアです。
兄弟、
グーも出します。
さあ、鰻さん。
◆ええ?それじゃないんですね。
◆それや思ってたん?