容疑を認めているということです。また千葉県では、野田市の高校に
忍び込み、水着などを盗んだとし
て、石塚淳一容疑者が逮捕されて
>>では関西のニュースをお伝え
します。
>>極めてずさんな管理が浮き彫
りになりました。
大阪の警察署から樋田淳也被告が
逃走した事件。
大阪府警は、
重大な結果を招いたとして、富田林警察署長など7人を処分しまし
た。
>>ことし8月、富田林警察署に
勾留されていた、樋田淳也被告が
留置場から逃走。
>>組織を代表しまして、改めて
皆様におわび申し上げます。
>>48日間に及ぶ逃走劇を招い
た背景に、何があるのか。
大阪府警はきょう、
カメラ撮影は禁止という条件の下、
逃走時の状況について、
詳細な説明を行いました。
これまで樋田被告について、
逃走事件を起こす前から、
問題のある留置人として注意して
いたと説明していましたが、
きょうの説明で浮き彫りになった
のは。
大阪府警の説明によると、
8月12日の午後7時半ごろ。
樋田被告は、
弁護士との接見のため、
留置場の部屋から面会室へと向か
いました。
部屋から容疑者を出す際、
大阪府警の規則では、
2人の担当者で実施すると定めら
れているのに、
1人で担当していたことが分かり
ました。
この担当者は聞き取りに対し、
おとなしいと思っていたと話し、
これまでも同様に1人で実施して
いたことがあるといいます。
接見が終わり、1人になった樋田
被告は、
仕切り板を蹴破って逃走。
接見終了から逃走発覚までの1時間45分の間、
留置場内にいた担当者1人は、休
憩室で休んでいて、
もう1人は、
備品の水洗いをしたり、
規則で持ち込みが禁止されている
スマホを触っていたといいます。
さらに、
樋田被告は留置場の風呂場にある換気扇の一部を壊し、
先がとがったプラスチック片を入
手したと見られることが分かりま
した。
部屋にあるトイレの窓枠の樹脂を剥がし、
留置担当者の勤務シフトを記した
逃走計画メモを隠すためだった疑
いがあります。
風呂場から部屋に戻るときに行う身体検査で、
留置担当者は、
プラスチック片を見落としていたうえ、
警察が計画メモを発見したのは、
逃走の10日後でした。
>>居室の点検が不徹底だった。
>>盗んだ自転車で日本一周の旅を装い、四国、広島、山口などを
巡っていた樋田被告。
逃走中に、
複数の窃盗事件を起こした疑いも
あります。
大阪府警は、
ずさんな留置管理が重大な結果を招いたと判断。
きょう、
富田林の署長と、
当日の留置の担当者2人を減給に、
ほか、
当直責任者らを戒告とするなど、
処分者は7人に及びました。
ルールを守って留置管理をしてい
れば、
防げた可能性が高い今回の逃走。
>>改めてずさんさが浮き彫りになっていますね。
>>そうですね。
この事件について警察の関係者の方に話を聞くと、
富田林はもともと緩いからなとい
うようなことをおっしゃる方がい
たんですよね。
今回のこの報告を聞いても、
やっぱり個人の緩さっていうのは
もちろんあると思うんですけれど
も、それよりもやっぱり組織とか、
警察署全体を覆っている緩さというものもあったような気がします。
その関係者の方は、
富田林だけじゃなくて、いくつか、あそこも緩い、
ここも緩いというふうなことを言