反応が返ってきて→
意思疎通が取れるようになったんです。
(岡田)あぁ~ なるほどなぁ そうか。
更に 昭英さんの…
今 まばたきしましたよね。
2人の間では…
(岡田)はぁ~!(柴田)いいですね。
(柴田)知らなかったですよ。
やっぱり ましてやね…
「何とかするよ。 お母さん 何とかだよ。
分かった?」って こう…。
割と正面切ってこうは…。
(岡田)なかなか ないです!
自分の親でも なかなか
ちゃんと見ないです。
特に男の子は おかんと
なかなか もうね!
ほんと思春期 過ぎたあと
そんなね じっくりいうのは ないから。
介護する方の目を見て話すという
シンプルな この言葉の→
アイコンタクトの重要性には まず
ガッテンして頂けましたでしょうか?
ガッテン!
はい ありがとうございます。
いや~ アイコンタクトが大事なのは→
認知症の人は 視界に変化が起きているからだったんですね。
でも認知症の症状は 物の見え方の変化や
記憶の問題だけではありません。
他にも知られざる症状があることが
分かってきたんです。
そんな認知症の症状を
一般の人が体感できるプログラムが→
アメリカで注目を集めています。
その名も…
独自に開発された装具を使って
認知症の人の世界を疑似体験できます。
この日 やって来た…
お父さんの介護で悩み参加してみることにしました。
早速 スタッフに促されたのは 靴の中に
ちょっと変わった中敷きを入れて…。
手には 分厚い手袋を装着。
実は 認知症の人は触覚も鈍ることが分かってきたため→
それを再現しようという仕掛けです。
更に 目には特殊なゴーグル。
視野の狭さや 見える色の変化などが
体感できるよう設計されています。
こちらのヘッドホンでは
一部の認知症の人に あらわれるという→
聴覚の変化を再現。
ちょっと聞かせてもらうと…。
(ノイズまじりの不明瞭な音声)
だからツアーの中で簡単な課題が与えられても…。
このツアー 20年で既に300万人が体験。
中には キレてしまう人や…。
泣いてしまう人も…。
今回体験したグレッグさんはどうでした?
このツアーを開発したのは…
20年に及ぶ3,000人の認知症患者からの聞き取りや→
脳科学の知見を取り入れ 認知症の世界を
再現すべく 研究を重ねています。
一見 普通に見えても→
実は 私たちと全く違う感覚の中で生きている 認知症の人たち。
だからこそ 認知症の世界に寄り添った
特別な接し方が必要なんです。
ここからは 視線だけではなく
認知症の人に合わせた→
さまざまなコミュニケーションの
取り方を お伝えしていきますよ。
さて この要素 他にも…
皆様方に これを…。
「ていねいに おじぎをする」。
(柴田)はぁ~。
そして 「ほどよい距離感を保つ」。
(岡田)難しい。
「てきぱきする」。
「余計なことは しゃべらない」。
(岡田 柴田)えっ?
(山根)えぇ~?
そして 「間違いをなおしてくれる」。
(柴田)どういうこと?
あっ なるほど なるほど。 確かに
さっきからの ずっと流れからいくと→
できれば 視野の中に入って
近ければ近いほどいいって→
今さっき 話 してたんじゃないの?
っていうようなことなんでございますが。
えぇ~?
鋭いゲストの皆さんでございました。
それでは…
(柴田)あっ 「しない」。(山根)そっちか!
いや ほんとに鋭いです。
鋭いのはいいんですけど…
(岡田)細かいですね!
(笑い)(山根)ちょっとだけ。
はい 「ほどよい距離を…」。
(岡田)自分でやるんですね これ。(笑い)
「…保たない」。
(笑い)(岡田)いいコンビ。
「てきぱきする」のは いいことだと