さすがに思ったでしょ?
でも 「てきぱきしない」んですって。
(笑い)(岡田)こりゃダメだ。
(柴田)あぁ~ なるほど!
ゆっくり いろいろ…
「余計なことは しゃべる」。
(柴田)よかった~。 ねえ よかったよ。
そして 「間違いをなおさない」。
患者の方が 間違ったことをしても…。
…って言われても。
(笑い)
(笑い)
(岡田)その例えが すごいですね。(柴田)すごいですね。
(笑い)
(岡田)フリーズ。
でも…
なおさない。 そうですか そうですか。
(柴田)あの すいません 質問です。
それでは 専門家の先生をちゃんともちろん お呼びしておりますし→
このメソッドを
実際にやってらっしゃいます→
そして皆さんに教えていらっしゃいます
その先生をお迎えいたしました。
フランス生まれの介護メソッドを
日本に紹介し→
介護の現場に広めていらっしゃいます…
ようこそ。(拍手)
ようこそお越し下さいました。
(本田)まずは 介護…
…という ご質問なんですけど…
例えば 認知の機能が全く落ちてない30代のビジネスマンが→
虫垂炎で入院したときも
この技術は あったほうがいいと。
…だと分かりましたと おっしゃったり。→
ということなので どなたでも。
(岡田)なるほど。
広い意味のケアという部分では→
全然使えるということか。
先ほど ご入院になったときの→
病気の状態が違うんじゃないかと
退院のときと… と おっしゃって。→
実はですね…
とても一緒の人には見えないですよね。
そこで変わったのは…
それだけなんです。 ですから…
へえ~。
うわぁ~!へえ~。
認知症の人との よりよい
コミュニケーションを追求した介護術。
フランス語で 「人間らしさを取り戻す」
という意味の言葉です。
フランスで 40年の実績を積み重ね
今では世界10か国以上に広がっています。
技法は 400を超えますが
その全てで大事にしているのは→
認知症の人に
安心を与えることだといいます。
ユマニチュードを導入し 認知症の人に
処方する薬が減ったという研究も。
パリの病院で 2005年に
ユマニチュードを取り入れたところ→
その後3年で攻撃的な行動を抑えるための
向精神薬の使用量を→
88%も減らすことが
できたんです。
更に 日本でも…。
ここで大事なのは相手が理解できるということ。
福岡市では2年前から
市を挙げてユマニチュードを導入。
在宅介護する人へ
定期的に講習を行ってきました。
その結果 「行動・心理症状」と呼ばれる
暴言や暴力などの攻撃的な行為が→
3割近く軽減したという
報告が出たんです。
認知症の人に安心を届け
症状の改善が期待できるユマニチュード。
ここからは その具体的な方法を→
現場で実践している看護師の方に教えてもらいます!
はい それでは…。
介護の現場で実際に実践なさっている→
看護師の林 紗美さん。 お願いします。
(拍手)
先ほどの てるさんの正面に入って
薬を自分で塗られるようになった…。
てるさん ここまで元気になさった方の
お一人でございます。
まずは 理恵ちゃん 頼める?
私?
お願いします。
(笑い)
はい それでは…。
(本田)まず この…
…というのが必要で
それが 丁寧におじぎをせずに→
これから林さんが少しやってみます。
視野が このような状態になって…。
狭いんですね。
このぐらいしか見えてない。
林さん こういうことになりました。