2018/10/27(土) 00:25〜01:10 ガッテン!「認知症の人が劇的変化!“アイコンタクト”パワー全開SP」[解][字][再]


(林)はい まず…
相手の黒目を 私が見つめながら…
(岡田)あ~らららららら…。
しっかり目が合ったところで
じっと相手の瞳を見つめます。
この人が来てくれたと
思えるんですね。
普通だと…
もっと効力のあることだという…
1つ教えて下さい。



まだ あるんですか?
例えば お体を洗うのを
お手伝いしたりするときに→
通常ですと 「手を洗います」。
こういう感じですね。 これですと…
(岡田)へえ~。
なるほど 仕事感が出てしまう。
車を洗うときと同じような…。
(岡田)はいはいはい→
例えるなら。 例えるならね!
ほぅ ほぅ ほぅ…。
そこで触れるほうのメッセージとしても…
…っていうメッセージを届けることができます。
…ということを自然と人はします。
でも このメッセージとしては 例えば→
警察が犯人を…。
(岡田)連行されるみたいな ちょっとね。
…というようなメッセージが
伝わってしまって…
ちょっと やだって気持ちになります。
最初に触れるときには飛行機が着陸するかのように…
優しい触れ方でしたね 今。
あぁ~! ああ 分かる!
いきなりガッと来られると
うわっと硬くなりますもんね。
(林)そのあとには
下から支えるように。
(林)動きを少し ゆっくりにしています。→
洗う手も 広く…。(柴田)あぁ~。
(林)手のひらを閉じるのではなく開いて。

ご本人も…
(柴田)あ~ 気持ちいいですよねぇ。
そうか そうか そりゃそうですね。
ですから そういった意味で→
余計なことを しゃべる。介護をしながら 余計なことは しゃべる。
「お母さんは88です」と言ってしまっては…
へえ~ そうですか。
なので 今の世界について ご本人が
おっしゃってるんだ ということを→
私たちが分かって そして…
ですから 間違いを正すのではなくその時代に私たちが飛び込んでいくと。
(柴田)でも この 例えば
「間違いをなおさない」だと→
パンツじゃなくて
シャツ はこうとしてたら→
それは間違ってるから
「それだめだよ」って それはいい…?
…というような。
(ゲスト一同)あぁ~。
そこまで深く考えてらっしゃるんですね。
(岡田)すばらしい。
その年にまで いってあげるぐらいの→
気持ちがなきゃいけないというぐらいのとこまで→
研究が進んでるってことなんですね。
なるほどね~。
ほんとに ありがとうございました
教えて頂きまして。
(拍手)
(柴田)こういうのがちゃんと全部 みんなが分かったら→
例えばね 介護現場でいろいろ

問題とか事件が起きてるじゃないですか。
よく聞きますよ ほんとにね。
こうすれば こうやって意思の疎通できるんだってことが分かればね。
皆さんは いつか来る愛する人の介護に
どう向き合っていきますか?
(スタッフ)どうも よろしくお願いします。
「ガッテン!」です。
福岡市にお住まいの…
ご苦労さんです。
不動産の仕事をしながら
認知症の奥さんを介護しています。
(スタッフ)いえいえいえ…。
トイレや入浴など 生活のほとんどに省一さんの手助けが必要です。
かつての持ち場だったキッチンでも…。
もともとチャーミングな性格だった信子さん。
人を笑わせることが大好きでした。
そんな信子さんが 認知症でどんどん変わっていく姿を→
省一さんは なかなか
受け入れることができませんでした。
そんな葛藤が続き
疲弊しきっていたときに出会ったのが→
ユマニチュード。
役立つのは こんなとき。
省一さんが
書斎で帳簿の整理をしていると…。
信子さん 突然
キョロキョロし始めました。
一体どこへ向かうんでしょうか?
(スタッフ)お父さん探し?
実は 信子さんには 省一さんの姿が