2018/10/27(土) 19:30〜20:15 ブラタモリ「#117 有田焼、世界へ」[解][字]
あぁ~ なるほど。
こういう具合に
いろんな種類があるわけですよね。
持ってみますか。
真鍮ですか? これ。はい。
(笑い声)
重いよ。離しますよ。はい。
おぉ~っ 重!
はい。
すごいねぇ!
あと…
はいはい!
これです。
こんなの電柱にくっついてましたっけ?
これね あの… 補助。
斜めに こう。
(岩石)電柱が倒れないように引っ張ったりするワイヤーを…。
ワイヤーの途中に こう…。
なんか斜めにのびてるのありますね はい。
玉ガイシは 頑丈なワイヤー同士を
つなぎ合わせるため→
独特の形をしています。
え~? これ どうやるんですかね。
台にのせて。
(笑い声)
な~るほど!
それで あとは手で仕上げるんですね。そうですね。→
削ってみられます?
いや いいですよ。
セットします。
なるべく手前の方で押さえてもらって…。こうやって。
(岩石)
これの通り道の所に手がないように。
で これを…。
お~。お~。
しっかり押さえて頂いて。
お~。お~。
おお… お~ 出来た。
おぉ~。
いや いいねぇ いいねぇ 卵形。
(笑い声)
このぐらいで大丈夫ですかね。
じゃあ サインを。
はい。
(岩石)じゃあ これは焼いてから→
どうにかしてタモリさんに届けます。
ありがとうございます。
タモさん 随分楽しそうですけど
今回のテーマを忘れてません?
ガイシと「世界の有田焼」が
どう関係しているのか探りましょう!
こんにちは。
≪はじめまして。
総務部長の森でございます。
どうぞよろしくお願いいたします。→
ちょっと お見せしたいものが
ありますので どうぞ中の方に。
古いですね。
これ ご覧になって下さい。
(森)これはですね…
ああ そうですか。 へえ~。
そうです そうです。
これこそ 明治の初めにつくられた…
そうです。
そうです そのとおりです。
明治政府が新しい時代の通信手段として
重視したもの→
それは 「電信」。
全国に電線が張り巡らされ大量のガイシが必要となりました。
そこで注目されたのが→
古くから磁器づくりに定評がある有田だったんです。
さて タモリさん
いよいよ ここからが本題。
このガイシが…
そうですね。
これ 多い時 相当…→
有田焼の全売り上げのかなりの部分は…。
もともと この会社は
有田焼の窯元などが共同で設立したもの。
美術工芸品としての有田焼と
ガイシを同時につくっていました。
ガイシは
新しい時代に不可欠な商品として→
順調に売り上げを伸ばしていきます。
この売り上げに支えられ採算を度外視して→
豪華な有田焼をつくることが
できたんです。
海外の万国博覧会にも出品し→
明治から昭和初期にかけて7回も金賞を受賞。
有田焼の名声を
さらに高めました。
でも…
(鈴田)そうなんですよ。 それを案外…
俺も…
そうですか。(笑い声)
つくってるとこ見ると面白いでしょ。
面白いですね。ツーって削れていくところとか。
あっという間に形が出来ていくのなんか
初めて見て なんか…
ガイシ すごいですよ。