今年もまた→
海を渡った一人の日本の若者が
アメリカを驚かせた。
平成の時代 57人もの日本選手が→
大リーグという世界最高峰の舞台に立った。
その始まりは 26歳の若者の
たった一人の挑戦だった。
現役時代から メディアを
遠ざける事が多かった→
野茂英雄。
波乱に満ちた野球人生をカメラの前で初めて語った。
腹をくくってたので。
♪♪~
2019年4月で
幕を閉じる事になった平成。
平成は 私たちにとって
どのような時代だったのか。
新たな証言や新発見の資料から
激動の30年を見つめるシリーズ…
NOMO! NOMO! NOMO!
第1回は 世界にたった一人で立ち向かった→
野茂英雄の独占告白。
日米を熱狂させたトルネード旋風の衝撃。
アメリカへの移籍のルールが
確立されていない時代の→
大リーグ挑戦。
その行動は激しいバッシングを引き起こし→
日本球界を揺るがす騒動に
発展した。
日本での成功を捨て
最低保証年俸で海を渡った野茂。
その挑戦をきっかけに→
多くの若者たちが大リーグを目指すようになった。
平成という時代。
日本人に勇気と希望を与えたフィールド オブ ドリームス。
さまざまな葛藤と軋轢の中で
世界への道を一人で切り開いた→
大リーガーの記録である。
アメリカ・サンフランシスコ。
その衝撃は
太平洋を渡ってやって来た。
衝撃を運んできたのは
日本のエース 野茂英雄だった。
野茂 頑張れ!
野茂 頑張れよ!
(実況)日本での数字を捨てて
この 大リーグにかけた1球目。
(解説)あ~ ストレートから。
このストレートが→
その後の日本選手の活躍の
第一歩となった。
野茂は どのような思いで→
大リーグのマウンドを手繰り寄せたのか。
こんにちは。
こんにちは。
よろしくお願いします。 今日は。
お願いします。
いろいろ 積もるお話…。
分かりました。
よろしくお願い致します。
お願いします。
集中して?
はい。
<野茂英雄さんが
大リーグに挑戦した平成7年は→
日本にとって
大きな転機となる年でした>
ちょっと 外出て 外!
危ないよ。 ガス出てるから!
<それまで当たり前と
考えられていた価値観が→
覆されるような感覚がありました>
<野茂さんが 日米の野球の歴史に新たなページを刻んだ あの日。→
政治部記者だった私は→
国会内の記者クラブのテレビに映し出される→
7歳年下の若者の姿に
くぎづけになっていました>
<大学まで野球を続けた私ですが→
日本人選手が大リーグのマウンドに立つ事は→
想像もできなかったのです>
<さまざまなルールが出来た現在は→
海外への移籍が
容易になりました。→
しかし あの時代に
従来の常識に縛られない挑戦が→
なぜ できたのか?>
野茂がプロ野球の世界に入ったのは→
バブルがピークを迎えていた
平成元年。
その野球人生は
平成の歩みと共にあった。
野茂英雄 21歳。
ドラフト会議で1位指名を受けた野茂。
8球団からの指名は
これまで誰にも破られていない。
入団の条件は→
社会人野球時代に独自に築き上げたフォームに→
手を加えない事だった。
打者に一度背中を見せてからダイナミックに投げ込む→
トルネード投法。