＜電灯もありませんから午後８時には就寝＞
（いびき）
＜寝静まった…＞
（鳴き声）
＜で起きてしまいました＞
（鳴き声）
＜真夜中のガラパゴスに鳴り響く…＞
（鳴き声）

＜真夜中　謎の鳴き声に目を覚まし恐る恐る外へ＞
（鳴き声）
＜声の主は　なんと…＞
（鳴き声）
＜鳴いていたのはアシカの赤ちゃんだったんです＞
＜もしかすると　夜→
お母さんに甘えて鳴いていたのかもしれません＞
いや～。
＜そして…＞
＜うわさの巨大な鳥に会うため→
ボートでエスパニョーラ島の東にある→
海岸へと移動＞


＜そこから上陸した私たちを待っていたのは…＞
＜またもや　アシカの群れ＞
あ～　あそこにも赤ちゃんが１匹ヨチヨチ　ヨチヨチ。
かわいい！　ヨチヨチ歩きですね。
あ～　何か赤ちゃん　いっぱいいるな。
＜そして　この日は
船に泊まっていた→
佐藤アナウンサーも合流＞
＜さぁ　国立公園のレンジャーと共に→
エスパニョーラ島にだけ
巣を作るという→
巨大な鳥を探します＞
＜果たして　その正体とは？＞
＜探し始めて　わずか１０分＞
おっ　お～！
あっ　あれ？
＜巨大な鳥の正体とは…＞
＜離陸する時は
助走が必要ですが→
一度　風に乗ってしまえば→
長距離を飛ぶことができるといいます＞
＜なんと
１２００ｋｍ以上離れた→
南米大陸の沿岸まで
エサを取りに行ったという→
研究報告すらあるんです＞
（スタジオ：所）　へぇ～。
＜すると　アホウドリが
謎の行動を始めました＞
真正面まで来て。

あ～　来た　来た…。
＜オスとメスが　何やら
クチバシをぶつけ合っています＞
＜これは　つがいになった２匹が→
絆を確かめるためにやる行動だと推測されています＞
＜さらに…＞
え～！
ねぇ。
アハハハ！
＜でも　ガラパゴスアホウドリは
一体…＞
＜理由は
彼らの子育てにありました＞
分かる？　小っちゃいのいるの。
あっ　あっ！　いる　いる…！
出て来た　出て来た…。
ほらほらほら…。
フワフワしてる。
かわいい。
踏んでる　踏んでる…
ちょっと踏んでる　踏んでる…。
ママ　ママ　激しい　激しい　ママ。
いや　卵を温めるのは分かるけど→
生まれた子も　温めてあげてるの？え～。
＜ガラパゴスアホウドリが巣を作って子育てをするのは→
世界でも
このエスパニョーラ島だけ＞
＜毎年　ここに渡って来るんです＞
＜子育て中は　子供にもエサを与えなければなりません＞
＜長い時では…＞

＜そして　その間…＞
＜ガラパゴスアホウドリは…＞
＜…してヒナを育てるため→
夫婦の絆を特に大事にしていると
考えられているんです＞
そう見えるね　やっぱりね。
何か　すごく…。
＜そんなガラパゴスアホウドリを
守るため→
レンジャーの皆さんは…＞
＜すると　その時…＞
＜片方の親が戻って来ない時→
残された親のほうもヒナのために→
エサを取りに行ってしまう
ケースがあり→
その結果
ヒナが命を落とすことも＞
＜しかし　今　ガラパゴスアホウドリの数は
安定しています＞
＜ですから　このようなヒナを