きつい口調でもしゃべる場合もあるんですか？
もちろん　ありますよ　そりゃあ。
っていう場合だって当然あるわけなんですね。
犯罪者はね　僕が聞いたらね…。
えっ！？
こういうふうに　ニコニコ…。
怖いというのと優しいと。
だから…
やっぱり　受刑者たちが「おやじ　おやじ」って→
呼ぶんですよね。　で
やっぱり　すごく　その…→
何だろう
気持ちをかけてあげるんで。
さっき言った
宮城刑務所の中でも事故が起きないって→
そういう事なんですよね。
ああ～。
その人たちに…。
いつも面倒見てくれていて…
だから　とんでもない事やってる　



やつらなんだけど　シャバでは。
でも　入ってきて　そこで
落ち着いた生活をする中では何もしなくなる。
じゃあ
出口さんが街歩いてて→
「ご無沙汰してます」って言って→
あっ　あの子　あの時の…　とか何度もあるんですか？
（方正）そうですよね。
絶対　それしたら→
すっごい　ややこしいもん。
声　掛けられても？
声　掛けられても。
まあ　話したい気持ちは→
やまやまわかるし　こっちも
何か言ってやりたいんですけど。
やっぱり　外では接触するのは
いい事が１つもないし。
私が刑務所の職員であるって
知ってる人が見れば→
何でしゃべってんだろう
って話になるわけですから。
（あいはら）ああ～　そうか。
だから　相手にしないように。
いくら声掛けられても　無視する？
ああ　そうです　そうです。
そこでは相手しないですね。
私たちが相手するのは。
＜出口が　今
警鐘を鳴らしているのが…。＞
＜　この思い込みを

変えるだけでも→
犯罪を未然に防ぐ効果が→
飛躍的に高まるのだという。＞
＜　なかでも　特に
その誤解が大きいのが…＞
＜皆さんは
子供の誘拐や→
連れ去りと聞けば…。＞
息子は…
もしもし！
もしもし！
＜　こんな感じで
身代金目当てで→
犯行が行われると
思っている人も多いのでは？＞
＜身代金目当てと
思い込んでいるため→
子供の行方が
わからなくなった時には。＞
じゃあ　どうすんだよ！？
わからないわよ。
＜警察に通報するのを
躊躇してしまい→
犯人からの連絡を
待ってしまうという→
イメージは　ないだろうか？＞
＜　しかし　これらは…。＞
＜実際には　身代金を要求する
誘拐は　ほとんどなく→
その多くを占めているのが→

性的ないたずら目的の誘拐なのだ。＞
＜大事なのは　犯人からの
連絡を待つのではなく→
１秒でも早く警察に連絡する事。＞
＜地域周辺をパトロールしてもらうだけでも→
犯行を未然に防げる
可能性が高まるという。＞
＜更に　子供が連れ去られる
状況についても→
こんな誤解があるという。＞
＜夕方の公園などで遊んでいる→
３～４歳の幼い子供を→
不審者が目を盗んで連れ去っていく→
と思ってはいないだろうか。＞
＜　これも…。＞
＜実際の犯行は。＞
≫日曜　運動会だね。≫せやね。
頑張ろな。
うん！
バイバイ！