ちゃんと撮ってな～。
すいませんけど、このごぼうを使
った料理を
してくれる奥さん紹介してほしい
んですけど。
◆そうしたら、奥さんのご主人様
を
紹介します。
◆こちらの？
お父さんの？
◆お父さんの…。
◆家に行ってもうたら…。
◆畑の皆さんとはお別れし、武田さんの奥さんに会うため、
山道を登り、ご自宅へと向かいま
す。
◆こちらですかね。
すごい！
ああ、ええやん、ええやん。
いいですやん、これ。緑の小道。
きれいにしてはるわあ～。
こんにちは、すいません。
こんにちは～。
どうも、どうも。
ごぼう畑でご主人に

紹介していただきました、武田さん。
奥様？
◆はい。
◆こちらのお二人は？
◆お友達です。
◆お友達ですか。


すいません。お邪魔します。
すばらしいなあ。
ごぼう御殿でんな。
ごぼうで、できてるんちゃいまっ
か～？
◆違うで。
◆ごぼうのにおいするわ。
◆ごぼう農家の奥さん武田さんた
ちがつくる
アイデア料理は？
ご主人も大好きだという
武田家の定番メニュー
ほのかな酸味がしみわたる
ごぼうのお酢煮～。
まず、よく洗って土を落としたごぼうの皮をむき、
薄く輪切りにして水にさらして、
アクを抜きます。
通常のごぼうなら
「ささがき」にしても
おいしく仕上がるそうですよ。
アクが抜けたら、水・酢と鍋に入れ
火にかけて
そこに輪切りしたニンジンを加えて、
一緒に煮ていきます。
具材に火が通ったら、砂糖・酒・だし・みりんで味付け
して
全体に味がしみ渡れば、できあがり！
一晩置けば、さらにおいしくなる
そうです！
後味さっぱり！

ごぼうのお酢煮
お好みで、ゴマを振りかけて召し
上がれ！
◆太いですよね。
◆そう。◆ここのごぼうねえ。
◆どうですか。
◆おいしい！
ごぼうとゴマの風味、
歯応えも、いいですやん。
ちょうどいい。
大人の味ですよね？この年になると、
ごぼうっていいですよねえ。
どんどん好きになるわ、
ほんまに。
これで晩酌して、
いっぱい飲んで
夜酸っぱいのがちょうどきつくなく、
きつくなく、ちょうどいいです。
聞いたら、
ご主人、造園業もされてるんです
よね。
◆はい。
◆ほんでやねん。
ここから見ても
きれいし。◆山の上やから、
自由にできる。
◆ちょっと来るとき、相当びびり
ました。
そのかわり、よろしいねえ、
景色が。

◆山頂ですもんね。
すばらしいわ。
◆この後も産地の奥さんがつくる
アイデア料理が続々登場！
ヘルシー食材のごぼう、
今晩のメニューにいかがですか？
◆今が旬の「ごぼう」を求めて、
和歌山県橋本市にやってきたトミ
ーズ健さん
産地の奥さん、武田さん達がつく