◆48で。
◆48でお亡くなりになったんで
すか。
◆はい。
◆原因は何だったんですか?
◆膵臓がんです。
◆ご主人さん、どうもすんません。
お邪魔してます、どうも。
◆保さんです。
◆保ちゃん、広志さん、来てくれ
はったで。
◆すいませんな。
病気って怖いね。
あなたはそのとき幾つなの?
◆私…。
◆高2で病気になって、高3かな。下が男の子なんですけど、
小6で病気がわかって、
小6で病気がわかって、中1でお
父さんとバイバイしてるので。
◆そうなったときには、あなたは
生活のことが…。
◆そうなんですよ。
よく言うてくれはりましたわ!
◆だってお子さんが2人いるわけ
だから。
◆そうなんですよ。
主人の命と引きかえの今までもらったことないような
金額というのは。
◆生命保険。
◆UFJ銀行にぼんと入りました
わ。
でも、私、そのとき、おうどん屋
さんのパートに、
昼のパート要員で
行ってたんで、もらえるパート代って
知れてますやんか。
やっぱり足らんのですよ。
◆お子さん2人いてて、自分の生
活があってとなると、なかなか大
変ですよね。
◆足らんので、
主人の命と引きかえのお金をやっ
ぱり毎月ちょっとずつATMに行
っておろしてきて、1年半ぐらい
たったときに、えっ、私って
一生、貯金ができひん
人間なんて?◆貯金が目減りしていくという不
安さもありますよね。
◆悲しみの後にやって来たのは将来への不安。
このままではいけないと
始めたのがエステだったんですが、
◆とりあえず、エステやりたいと。だけど、
そのためには資金が要るでしょうが?
◆それは…。
◆ここで問題。
◆ご主人の保険金を取り崩して
生活をしていた奥さんですが、
ある救いの手が差し伸べられ、
エステを開くことができました。
その救いの手とは?
◆ということで、
若くしてご主人を亡くされたとい
うか、
あれなんですけども、
生命保険ですよね、
そういうのが入ってくるんだけれ
ども、やっぱり
悲しみと、それから今度は
生活をしていかなきゃいけないという
大きな壁があるんですね。
どんどん
ご主人の入ってきた
お金、保険金で入ってきたお金を使いながらやってたんですけど、
やっぱり目減りしていくんですね。お子さん2人おられますから、
だから、生活が大変。そういう不安があったんですが、
さあ、
保険金を切り崩して生活した
佐幸さんなんですが、差し伸べら
れた
救いの手があります。
それは一体何でしょうか
というのが難しい問題ではござい
ますが。
◆ハーイ! はいっ!
◆八木さん、いきましょう。◆貯金箱があったんですよね。
やっぱりそれも一応、
ちょっと見ておこうということで。
◆どんな貯金箱が。
◆猫のやつですね。
◆金のね。
◆パンと割って、十円玉がいっぱい出てきたんですよ。
これ、しょせん、
足しても1000円ぐらいやなと思ったら、
全部ギザ十やったんです。
ギザ十、
未使用のギザ十。
◆昭和26年のギザ十、
ピカピカのやつ、
1個6万円ぐらいするらしいです。
未使用ですよ。