どのようにして保守的な文化的な考えを持っている人たちに
どう説得していくのか。
運動論にはなるんですけれども、そこをうかがいたいんですよ。
どうしていけば、どのようにして
いけば、
秋田の保守的なおじいちゃん、
おばあちゃんにも受け入れてもらえるような
素地はありますか。
支持者であっても、
わからないですから。
高齢者の皆さんは世代の限界がありますので。
私の応援してやる方々は、
大悟は病気だから、
障害者だから仕方ないと
周りを説得してくれるわけです。
それは差別だと思いません。
はこんなに困っているんだったら、
力になろうという、そういう人を
ふやそうと、
これまでのリベラルはやってこな
かった。
正しいことを主張するわけでは、
正しい社会はやってこない。
LGBTはリベラルだ思われがち
ですが、
実は保守のほう、
日本の話ですよね。
自民党のLGBT対策は、
ある意味で世の中を人の意識を変えて、
受け入れられるような人の心を変
えていくということに、
焦点が当たっている。
野党のほうは、
いわゆる人の観念、
例えば事物や制度や観念が差別的であれば、
これがまずいとおっしゃっていま
すね。
野党のほうが急進的であり、
人の心に踏み込んだ案を出しているということですね。
トップダウンで解消していこうと
いう、
気持ちはわからなくもないんです
が、
焦っている気持ちがあらわれてい
ると思います。
国家主導で解消していくというの
は、
私は立憲主義でも民主主義でもな
いと思います。
まずは理解を促進していく。
高齢者の皆さんの気持ちを変えていくためには、
それが必要だというふうに思って
いるんですね。
保守の皆さんは、
一生を通してずっと保守というわけではないんです。
私は秋田県よりも誰よりもどぶ板
選挙をやっていたのでわかるんで
すけれども、ポスターを張らせて
くれなかった家が
ある日、
張らせてくれるんですよ。
交通事故に遭ったりとか、
人の助けをかりなければ生きていけないというときに、
涵養にならざるを得ないんですよ
ね。
奥さんが、
張ってけって言って、
ポスターを張らせてくれるんです
よ。
人間は変わるんですよ。そのこと
を
リベラルの人たちにわかってもら
いたいんですよ。
LGBTだけの問題ではなくて、
少数派の人たちだって、
普通によりよく生きていければい
いんじゃないかと、そういう社会
を目指そうと。私は全員が正しい
理解をしなければいけないと、
考える必要はないと思います。
理想としては、
これやってたら、
50年たっても変わらないと思います。
制度を変えるというのは、
権力を持っている政治家は、そういった事をやって
庶民の1人1人は意識を変えてい
くと。
アメリカでやっているのは、
軍隊の中に、
オープンにカミングアウトしたゲ
イの人を入れるのをやめて、
カミングアウトしていない人を入
れたら
とまりましたでしょう。
大阪市でも、
誰でもトイレにレインボーマーク
をつけようとしたんですけれども、
当事者が反対したんです。
そこのトイレに入れば、
ばれてしまうじゃないかと。