2018/10/30(火) 14:00〜14:10 NHK高校講座 あらためまして ベーシック国語「文学史〜谷川俊太郎〜」[字]
♪♪~
は~い こんにちは。
おはようございます。
おはようございま~す。
今日はですね…。はい。
私が思う 今 日本語で…
…の お宅へお邪魔して→
これから
会って頂けるという事で。
じゃあ 行ってみましょうかね。
は~い。
今回の
「ベーシック国語」は→
金田一先生
いわく→
日本で一番→
上手に日本語が使える方のお宅に→
お邪魔しました。
果たしてその人物とは?
はじめまして。
滝沢カレンといいます。
はい どうぞ
よろしく。
本日は 谷川俊太郎さんに→
言葉にまつわるさまざまなお話を伺います。
10代の頃から詩を作り始め→
1952年 初の詩集→
「二十億光年の孤独」を
発表。
一躍 脚光を
浴びます。
その後
歌謡曲などの作詞→
映画の脚本 エッセー
評論活動など→
85歳にして
多方面にわたり→
精力的に 創作活動を
続けています。
谷川さんは たくさんの詩を
書かれてらっしゃるんですけど→
僕も 大好きな詩が
いっぱい あるんですが→
「芝生」っていう…。
お~ お目が高い。いえいえいえ… とんでもない。
1973年に
発表された作品。
谷川さん
ご自身に→
朗読して
頂きました。
え~。
どうです?
(谷川 金田一)「考えられない」…。
…っていう詩なんですよこれは。
そういう時は 一番面白い詩が
書けるんですけどね。
時々あるんですけどね。
時々って ほんと 今まで もう→
まあ 千何百編ぐらい
詩 書いてるんだけど→
数編 やはり…
(カレン 金田一)へえ~!
言葉が
上から降ってくるんじゃなくて→
何か 下から
こう わいてくるんですよね。
それは 我々が
日本語という土壌に→
根を おろしている
からだと→
僕は…
そういう比喩なんですけどね。
でも 何か…
それが詩の始まりで。
出てこない時は
もう 無理やりね 出しちゃって→
それは よくないんですよ
大体において。
何か 変に
論理的に書いちゃったりするから。
これまで…
「言葉」を→
どう 位置づけて
いるのでしょうか。
よく 谷川さんは
「言葉は無力だ」と…。はい。
どこら辺が無力であると…。
お金に比べりゃすぐ分かるじゃない。
ハハハハ あ~ なるほど。
それか 今の政治情勢見てても→
みんなが いろいろ 言葉で 平和を
追求したりしてるけれども→
戦争は 全然なくならないでしょ。
はいはい はいはい。
…っていうふうに
思いますね。
そういう 政治の言葉とか→
特に契約とか法律の言葉とは→
全然 対極にあるでしょ