出来上がった朝食は→
リビングではなく
自分の部屋に持ち込んで食べる。
早いですね~。
一方 妻の町子さんが起きてきたのは朝6時。
朝食は…。
自分で発酵させ 焼き上げたという…
そして…
洋風ですね。
毎朝 夫とは全く違うメニューだという。
聞けば この夫婦→
食べる時間も献立も→
3食全て別々だという。
市の職員だった剛さん。
職場は 自宅から徒歩3分。
毎日 夫のために
手料理を作り続けて30年余り。
ところが 夫の定年後→
さらなる苦労が待っていた。
夜明け前に目覚めるようになった
剛さん。
朝4時には 腹が減る。
当然 お昼どきを待たずに腹が減る。
夕方 町子さんが
買い物に行くより前に腹が減る。
あまりにズレてしまった
夫婦の生活リズム。
最初の1年ほどは→
夫に 一生懸命 合わせていた町子さんだが…。
(ディレクター)ハハハハハハハ!
家事の全てを任せきりだった剛さんは→
自分の食事を用意するため
毎日 買い物へ行くように。
今は 自分で好きなものを選んで
食べられることを楽しんでいるという。
夫の食事作りから解放された
町子さんは→
趣味の琴の稽古を37年ぶりに再開した。
食事を別々にすることで→
お互い ストレスのない
健康的な生活になったというのだが…。
これじゃ…
夫婦で 特別養護老人ホームのイベントに参加すると聞いて 訪ねてみた。
もともと
絵を描くことが得意だった剛さん。
定年後 各地のイベントで
似顔絵を描くようになったという。
ちなみに これは佳乃ちゃん。
どうです? 似てますか?
みんな
こういう絵なんじゃないの?
一枚50円で描く似顔絵の売り上げは
全て 施設に寄付する。
剛さんは
似顔絵を描き上げると 町子さんへ。
町子さんは
即座に余分な絵の具を拭き取り→
お客さんへ手渡す。
まさに あうんの呼吸。
お互いの生活リズムに干渉しない
食事習慣は→
夫婦に思いやりの心をもたらした。
地域に貢献してるね。これは すごいなと思う。
(一同)フレフレ! 剛さん!
フレフレ! 町子さん!→
イエ~イ!
いいですよね!喜んでもらって みんなに。
(久保田 木村)えっ!?
おお~!
昨日より違うことがあって…
ハハハハハハハ…。へえ~ すばらしい。
ああ~。
ああ~ 役に立ってますよ。
おお~!
アハハハハ。
所さん 所さん…
へえ~。奥様は…
っていうか 何か
一緒になってない感じしますよ。
「随分 他人行儀だな おい」みたいな。
でも 調味料なんかも最近は調査するとですね→
冷蔵庫を 別々に
ドアポケットを分けてて→
こっちは 俺領域だから
俺が買った調味料→
そっちは
妻ワールドなんで→
妻が好きな調味料とか
もう完全に分けて…。
それで
うまくいってんの?
それで うまくいってるんですよ。
へえ~。
(牛窪)そういうことですね。
人が見て どうかなと思うけど→
あの人たちは
あれが幸せなんだから。
ちょっと これをご覧下さい。
女優のですね ニコール・キッドマンとカントリー・シンガーのキース・アーバンは→
ハリウッドでも おしどり夫婦として