ところが 交感神経が緩むと…。
血液中に出ていって
ウイルスなどの敵と戦ってくれるんです。
その証拠となる貴重な映像が こちら。
これは リンパ節の断面図です。
この水色の部分が リンパ節の出口。
交感神経が活性化していると閉じた状態になっています。
でも 交感神経が緩むと…。
ほら 開きました!
このとき リンパ球が血液中に
大放出していると考えられるんです。
それにしても なぜリンパ球を
とどめておく必要があるんでしょう?
そこには 深い訳があったんです。
それだけ聞いたら 「交感神経 何すんねん」って感じですけど→
実は この交感神経は
このリンパ球に働きかけて→
それは なにもね
悪いことしてるんじゃなくて→
最近 分かったことは…
実は 感染症が起こったら…
ここに病原体が運ばれてきてですね
ここで学んで。→
ここは だから学習する場所です。
(大島)へえ~。(笑瓶)はぁ~!
でも 学習してるばっかしでは
あかんので→
現場に出ていって 病原体を
はっきりと覚えたやつは 直接行くし。
つまり さっきの4人の若者が
やりましたときに→
池田くんというのが
一番少なかったですけど→
結局ここが一番 学習が… 逆に言えば
できてるっていうことですね。
(河本)そうです。
要は それぞれの状態というのを→
メリハリ良く 交互に持ってくる
ということですね。
(久本)ああ~。
はい。
(大島)メリハリを自分で
つけれるようになるってことですか?
はい そういうことです。 ただね…
ストレスだとか いろんな仕事上のイライラしたり 腹立てたりとか→
場合によっては 夜もろくに寝れんとかね。
そういうことがあると→
この出たり入ったりっていうのが
うまくいかなくなると。
(久本)なるほどな~。
だから こういうメカニズムが分かると→
規則正しくして夜寝るというのは
もちろん大事ですけども→
例えば昼間でも
交感神経を積極的に緩めて→
リンパ球を外に出してパトロールさせて。
で また お昼の間に…。
これ 緩みっぱなしではダメなんで
また元に戻して ということをすると→
効率よく免疫システムが
働けるようになると。
(大島)なるほど~。
(久本)すごい 先生分かりやすい。ほんとにね。
(笑い)
(大島)そっちですか。 研究… 研究して。
弾いてるときは
副交感神経で いいですよね。
リラックスしてますからね。
でもね ちょっとロックなんでね結構 交感神経…。(笑い)
先生 だんだん普通の人になってきた。
(笑い)
それでは ありがとうございました。
いろいろ教えて頂きました。
(拍手)
ありがとうございました。
いかがでしたか?
免疫力アップのための最大のポイント。
大事なのは 交感神経のメリハリなんです。
交感神経が活性化している間はリンパ球は学習モード。
敵が どんな姿形をしているか
学習します。
逆に 交感神経が緩むと
パトロールモードに。
勉強したことをもとに
敵を見分け 攻撃します。
この2つのモードが どちらも
行われていることが大事なんです。
メリハリをつけるためのポイントは
大きく分けて2つ!
いわば ゴールデンタイム。
アメリカの研究では→
7時間以上 睡眠をとっている人と比べ
6時間以下の人は→
4倍以上 風邪をひきやすいという
結果が出ています。
そして もう一つが
日中にパトロールモードをつくること。
実は スーパー免疫のキャサリンさんの
一日を見せてもらうと…。
マッサージや犬の散歩など 積極的に