「私がお待ちします」→
…というふうに
して下さい。
…で あと もう一つ。
さっき 「行く」というのが→
「いらっしゃる」でしたよね?
はい。
これ 「私が」だったら→
「伺う」というふうになります。知ってます。
「伺う」知ってる?
うん。 よく これも使います。
これも使う?
はい。
え~っと ほかに 例えば…
え~ 「先生が ご覧になる」でしたね?
はい。
「私が」…。拝見?
そうです。
だから…
そこを注意して下さい。
はい。は~い。
ここまで学んだ事をまとめよう。
相手を高め 相手の動作に使うのが尊敬語。
自分を低く扱い→
自分の動作に使うのが謙譲語。
簡単に言ってしまうと→
尊敬語は相手→
謙譲語は自分と覚えてしまおう。
ここで…
どうぞ
お入り下さ~い。
♪♪~
「なんだ」って言われちゃった。
どうも ナイツの土屋です。
は~い。お願いします。
え~っとですね
これから 土屋さんと私とで…
おっ!
ねっ?はい。
そうです。 ハハハハ…。
もうあと一人しかいないですから。
部長 ただいま
戻りました。
あっ お帰り~。
お疲れさま。いや~ 忙しいですね。
ところで
この間 頼んでおいた書類→
あれ どうなったかね?
あ~ いや まだ途中までしかできてませんが→
ご覧になりますか?
え~! 途中まで~?
はい。 だって 部長
あさってまでと…
今日までに仕上げてくれと
言っておいただろう。
すぐに 仕上げたまえ。
はい ここまで。え~!
完璧 完璧。
さあさあ 皆さんは→
この3つの言葉の中で→
間違っている敬語に→
お気付きだろうか?
「おっしゃられました」っていうのが間違いなんです。
あのね これ 何かっていうと
これは 見ると…
「れる」も尊敬の意味を表す→
敬語表現の一つである。
例えば こちらの文章の→
「作られる」に注目してほしい。
これは
「作る」に「れる」をつけた→
尊敬語である。
そして先ほどの…
…という
尊敬語に→
更に 敬語表現の
「れる」を→
加えてしまった
ものなのである。
正解は…
2つの敬語は…
難しい…
丁寧にしよう 丁寧にしようと思ったから→
「おっしゃる」だけじゃ
丁寧じゃないから→
「おっしゃられました」
っていうふうに→
言っちゃったんだと
思うんですけど。 で これは…
でも 実は 二重敬語というのは
使ってはいけないんですね。
へえ~。
うん ダメなんです。ただ…
…っていう事でしょ?
そうするとね…
それから 相手に失礼がないように
っていう そういう表情とかね。
そういうもので 敬語っていうのは
カバーできますから。
それでもって