今年も 全校児童で作った千羽鶴が平和記念公園に手向けられた。
8月6日が近づくと
平和記念公園には→
全国から 子どもたちが
千羽鶴を手向けに来る。
去年は その数
300校以上に上った。
静岡県から訪れた中学生たちは→
2年前から 千羽鶴を作る活動を始めたという。
一体 なぜ 2年前から?
戦争が終わって 73年。
地域で
戦争体験を語れる人が減る中→
平和教育の一環として
広島に千羽鶴を手向ける学校が→
少なくないのだという。
ふ~ん。
調べを進めると 外国から届く
千羽鶴も増えている事が判明。
中でも 目立つのが アメリカ。
一体 なぜ 原爆を投下した国アメリカの人たちが→
被爆地に千羽鶴を届けるのか?
真相を探るため ディレクターはアメリカへ。
空港で待っていたのは アメリカの
千羽鶴事情に詳しい現地スタッフ。
何か アメリカから…
アメリカ中から?アメリカ中ですね。
訪ねたのは
ニューヨーク近郊にある小学校。
そこには
器用に鶴を折る子どもたちが!
この学校では 3年前から→
千羽鶴を広島に送る活動をしているという。
活動を始めた理由を尋ねると
先生が 一冊の本を見せてくれた。
なんと それは
あの佐々木禎子さんについて→
書かれた本だった。
アメリカでは 戦後トルーマン大統領が→
「戦争を早期に終わらせるために→
原爆投下は やむをえなかった」と発言。
その後 多くの学校でも
そう教えてきた。
しかし 禎子さんの本を読み
鶴を折る事で→
原爆投下が 本当に正しかったのか
改めて考えているのだという。
取材の終わり。
終戦の日に合わせ→
広島に千羽鶴を届けに行くという
グループが見つかった。
訪ねたのは アメリカの南西部
ニューメキシコ州。
(爆発音)
広島と長崎に投下された原爆を開発した→
ロスアラモス研究所があり→
今も核兵器関連の施設が多くある地域だ。
この団体では 広島に
100万羽の鶴をおくる事を目標に→
去年から 鶴を折り始めたという。
なぜ 去年から?
去年1月!?
あ~ トランプさん。
去年1月に就任した
トランプ大統領。
過激な発言を繰り返す
トランプ大統領に対し→
男性たちは
危機感を抱くようになったという。
そんな時 日本人の友人から
薦められたのが→
禎子さんの本だった。
男性たちは平和の大切さを訴えるため→
駆り立てられるように
千羽鶴を折り始めたという。
(鐘の音)
戦後 73年がたっても広島に届く千羽鶴。
そこには 世界中の人たちの→
平和を願う気持ちが込められていた。
こういうのを見ると…
う~ん。ちなみに 所さん。
さっき VTRでご紹介した
アメリカの→
折り鶴を折ってた団体 皆さん
広島に 8月15日いらっしゃって→
その数…
だって 目標が100万羽って言ってんだよ。
言ってましたけどね。
どんだけ盛り上がってんだろうね。
そうですよね。
(モーリー)中学2年生の時に→
アメリカに移ったんですよ。
アメリカの中学に。 そしたら…
私も そういうふうに言われて
ました。 必ず言われました。
そのアメリカで…
親から子に…
そうですね。
突然ですが鋼太郎の ちょっと大変ですよ。
所さん 佳乃ちゃん!