訴えようというのです。
7日目の朝の事でした。

国保です。
李さんたちが泊まるホテルに
入っていきます。
外国メディアの隙を狙って
20人近くが集まってきました。
そして…。
今 李文足さんがホテルから出てきました。→
警察に連れられて
ホテルから出てきました。
「法律に触れる事はしていない」
と訴える 李さん。
しかし 国保は理由を示さないまま
取り囲みます。
李さんは
そのまま連れ去られました。
李さんは どこへ行ったのか。
翌日 仲間たちは自宅に向かいました。
そこには また 国保の姿が。


大勢の住民も集まっています。
アパートの入り口を塞ぐ
女性たち。
国保が 当局に協力的な住民を
動員したものとみられます。
状況は 緊迫していきます。
矛先は 車の中にいた外国メディアにも向けられました。
なすすべがない
李さんの仲間たち。
その時でした。
李さんは自宅に軟禁されていました。
住民たちに訴えかけます。
翌週 自宅を出る事を許された李さんは→
真っ先に 夫が拘束されている
天津に向かいました。
そこに ある弁護士が
駆けつけていました。
709事件で拘束されたものの
去年 釈放され→
王全璋さんの新たな弁護人を
引き受けました。
この日も 面会は認められません。
謝さんは 政府内にいる知人に電話し 協力を求めます。
その日の昼食の時の事でした。
謝さんが切り出しました。
謝さんが提案した 譲歩。
それは 自由の身になるために罪を認めるというものでした。
実は 謝さん自身
2年近くの勾留の末→
罪を認め

裁判で有罪となりました。
しかし 当局との取り引きの結果→
刑を免除され釈放されたというのです。
李さんは
しばらく黙ったままでした。
中国当局が 弁護士など300人を
一斉に摘発した→
709事件から3年。
政府は 法にのっとった正当な措置だったと→
主張し続けています。
拘束が続く夫 王全璋さんの帰りを待ち続ける李文足さん。
圧力に耐え
手を尽くしてきましたが→
状況は変わらないままです。
国の繁栄の先に公平で公正な社会は実現するのか。
大国となった中国で
人々は問い続けています。
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