◆自分でやれよ。
◆ちょっとあれやけど、
使うてみぃって、人にやらせて。
◆悪い人やなあ。
◆自分の口でやったら、歯茎が痛
いのなんのって。
歯槽膿漏やから、痛い。
血がすごい出た。
けど、
歯はツルツル。
歯にこれを当てると、割れて、
歯を包み込んで、
そぎ落とすんやね、こういうふうに。
◆ほんなら、今現在でも歯茎の弱
い人はこれを使うたらあかんとい
うこと?
◆いや、もう使ってもらって、
毛細血管はすぐ再生しますから。
◆血だらけになってもいいから…。
◆2週間で、ぴたっととまる。
◆特別にその工場を見せていただきました。
◆製作工場や
ここが。
ああ、こんにちは。
こういうふうにしてやってはるん
や?
すごいなあ。
こっちは何するんですか。
◆バリカンで玉を丸くする作業で
す。
◆まさに製作工場になってますね。最初の投資高そう、これ。
◆300万くらい。
◆1台?
◆30台持ってます。
30台、持ってます。
◆そしたら、
これは売れないと困るわ~。
20歳からの夢が…。
◆やっと。
街角の店に入るのが夢やった。
店屋に。今はどこでも入れる。
◆ある意味、ご主人が自分の20
歳からの
人生をかけた…、別にお金もうけ
とか、
もちろんお金もうけもあるんやろ
うけど、
商売ですから。
でも、それよりも何よりも、
これの完成をつくりたいという、
それだけですよね?◆自分の歯を助けたい。
助かったから、ほかの人も助けて
やりたい。
泣いている人いっぱいいる。
◆これ、もらってください。
「となりの人間国宝さん」に認定
させていただきます。
◆ありがとうございます。
◆自分の歯を磨くため、
名もなき発明家が生み出した
コロコロ歯ブラシ。
歯に悩む人々を救いたい、
富山さんの思いも日に日に
磨かれていくのです。
◆奥さんは、おられるんですか。
◆逃げられた。
◆やっぱりや…。◆何や。
逃げた途端にこれを発明したから。◆奥さん、
もうちょっと我慢しとったら、
もうちょっとやったのに。
◆ファンタスティック!
◆ということで、
株式会社T・W・Cの
富山さんでいらっしゃいますけれ
ども。
◆1本、持って帰ってきてくれれ
ばよかったのに。
◆試してみたいでしょ?
要するに歯茎の弱い方は血が出た
りすることもあるらしいんですよ。だけど、マッサージするんで、
1週間か、2週間やり続けていると、
歯茎が強くなるというか、
血流がよくなるらしいんですね。
◆歯と歯茎の間をマッサージする
ように磨けって、言われるよね?
◆ということで、でも1800円
ですからね。
◆日に2万本、売れているんでし
ょ?
月に。
◆月に1万本から2万本を売り上
げているというコロコロ歯ブラシ
ということなんですが。
ひらめいたのが、
左からすっと来て…。
◆緑の歯ブラシが来て、
くるっと曲がって…。◆ようわからん話ですけどね、
だけど、これ、特許申請して、
やったんですけど、
それまでに何度かやっているので、