ここが光らないっていうことが…。つなぐと光ると思うんですよね。
電源は入らなかった。
すると 女性が夫の写真のうち 一枚は→
自分の携帯にも保存されていると
見せてくれた。
それは 津波が
まさに自宅に押し寄せた瞬間。
ガラケーを復活させに来たのは→
最近 夫が残りの写真も見たがるようになったからだ。
なぜ 7年たった今 見たくなったのか。
(ディレクター)あっ すいません どうも。先ほど すいません。
津波の写真をよみがえらせたいという
今津 修さん。
自宅は 海から離れていたが
津波は 川を遡って押し寄せた。
今津さんは 逃げながら
近所に避難を呼びかけ続けた。
しかし 近くに住む6人が亡くなった。
写真を取り戻したいのはその時の深い後悔からだという。
あの日から7年…
自分自身が結局 ここに住んで…
今津さんの強い思いに心を動かされ
ディレクターは別の手段を試すことに。
訪ねたのは これまで1万台を超える→
携帯のデータを復旧させてきたすご腕職人。
へえ~ こんな方いるんだね。
(ディレクター)そんな古いものでは→
ないんですけれども…。
そうですよね。
ガラケーを分解し
問題のある箇所を突き止める。
すご~い!
ガラケー自体がいかれてるんだ。
これ メインで おそらく データが→
この辺かこの辺かだと思うんですけどね。
刺激を与え 電流が流れるよう促す。
しかし…。
ならば 基板そのものを直せないのか。
ディレクターは すぐに大阪へ。
大阪へ
送るんじゃなくて行ったの?
名うての基板職人に
最後の望みをかける。
すごいねえ。
すごいですね 知らない…。
電子顕微鏡みたいので見てるよ。
今津さんが命からがら撮った津波の写真を→
よみがえらせることはできるのか?
♪♪~
そういう場合もあるんだね。
(木村)何か 悲しいですね。
そういう場合もあるわけだね。
すいません。いろいろと ありがとうございました。
こちらこそ 本当に
ありがとうございました お借りしまして。
(ディレクター)今 状態としては
やはり 電源を入れてもつかない…。
(今津)はい ありがとうございました。
(今津)本当に あの…
僕の中の…
重く思ってる人もいれば→
ガラケーを
ポイッてしちゃう人もいるだろうし。
これで撮ってたなっていう。
全体が。 きっと この手元が。
昔の写真を見て
よかったというのは→
回想法っていう方法論が
ありまして→
過去の出来事を振り返ることによって→
脳がですねポジティブな方向に変わるんですよ。
突然ですが
鋼太郎の ちょっと大変ですよ!
所さん 佳乃ちゃん
ガラケー 懐かしいですよね。
通信端末は この40年間で
驚くべき速さで進化してきました。
では その歴史を振り返ってみましょう。
井上君 お願いします。
何だ それ!
というわけで皆さん→
年代別に こちら 過去の40年分ですね→
日本で発売された携帯ですとかポケベルPHS 集めました!
たった40年で こんな進化したんだもんね。
お二人 気になるものは?
これが その いわゆる
肩から掛ける携帯電話で→
ショルダーフォンと。
まあ 80年代ですよね。
これ 佳乃さん…。
(木村)持ってみます。
そうなんですよ。
これ重いです。
(木村)えっ?
2.5kg!
新巻鮭と同じぐらい。
へえ~。
おお~!
ああ…。
ですよね?