な… なんでしょうね?窓とかドアというものが→
ない気がするんですけど…。(坂口)そうですね。 ここ全部→
壁が付いてないんですよ ここ。→
完全なオープンスペースになってて。(比嘉)へえ~。
長い1棟に見えますが→
実は 住居とスタジオ→
2つに分かれている坂口さんの家。
オープンな土間スペースは
2つをつなぐ→
渡り廊下のような役目を
果たしているんです。
(坂口)仕事のスイッチと
プライベートの→
ON OFFを切り替えるみたいな→
そういう場所になってます。(比嘉)ちょっと出たら→
仕事場という。
(坂口)だいたい2秒ぐらいですね。
(比嘉)そうですね。 いいですね。→
「いってきます。あっ 着いた」みたいな。
(坂口)約2秒です。
(比嘉)そっか そっか。
40代で叶えた
夢の撮影スタジオ 兼 住居。
最後のチャンスかなと思ってね。
早く… もう まあ→
ギリギリかなと思ってましたけどねやっぱ ローンのことも考えると。
住居スペースには写真映えするインテリア術が→
いろいろ。
(比嘉)衝撃~!(坂口)はははっ。
写真を キレイに仕上げる
極秘テクニックも披露。
更には 奥さんも 糸島で
ある夢を叶えていたんです。
♪♪~
高校中退後 地元を離れ大阪で働きはじめた ご主人。
(坂口)学校 行く時間も帰る時間も自分の気分しだいとか。
(美奈)なんか 学校の方から→
「お願いだから 辞めてくれないか。自主退学してくれ」。 ふふっ。
めんどくさすぎて もう 扱えないみたいな感じだったと思うんすよ。
たぶん すごい自由すぎて。
下積みを経て カメラマンとして大阪では 名前の知られる存在に。
その後 福岡を拠点にしようと→
地元・九州に戻ってきたときに奥さんと出会います。
(坂口)マネージメントが苦手で…。(美奈)主人が→
「いつも ニコニコ笑顔で あんた いれるから→
それが いちばんいい」って。 「えっ笑うだけでいいと?」みたいな。
(比嘉)あの~ どうして→
また 九州に
戻ってこようと思ったんですか?
母親に なんか 自然に 「じゃあ
帰って来れば?」みたいなことを→
言われて
それも いいかもなと思って。
(比嘉)喜んだんじゃないですか?(坂口)喜んでるんだと思います。
(比嘉)はあはあはあ。(3人)ははははっ。
奥さんの営業の甲斐もあり→
九州での仕事が軌道に乗ってきた2年前→
42歳で ローンを組み→
撮影スタジオ付きの家を建てました。
40過ぎて ローン組めると
思ってなかったよね?
あっ そうそう。
僕 フラット35が→
35までと思ってたんですよ年齢が。
「違うよ。 だけん 35年よ」って。
過ぎてると思ってたんで。だから ローンで家を買えない…→
現金じゃないと買えないと思ってたらしくて。
「いや 違うよ」って言って
「えっ?」ってなって。
撮影スタジオも
気になるところですが→
まずは 住居スペースへ。
(美奈)どうぞ~。
(比嘉)うわ~ 素敵ですね!→
玄関も あれなんですね土間になってるんですね。→
あの… ど… どの時点で
靴を脱ぐんですか?→
はははっ。 すみません。
(美奈)実は これです。→
ここで 靴を脱いで…。(比嘉)これですか?
(美奈)はい 玄関です。
(比嘉)これ 初めて見ましたけど。
(坂口)実は→
これなんです。
(比嘉)ああ~ 犬!→
ケージだ。
(坂口)そうです。 アンダートレイですね。
(美奈)
この下の部分を玄関代わりに→
うちが使ってるんです。
(坂口)ちなみに これは→
大型犬用です。
(一同)ははははっ。
(美奈)軽いし いくらでも
水洗いできますし 汚れる度に。
(比嘉)そっか。
(美奈)そうなんですよ。→
すごく
いいもの見つけてくれたと思って。
(比嘉)ほんと そうですよね。