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2018/12/18(火) 23:55〜00:40 ブラタモリ「#120 東尋坊・恐竜」[解][字][再]


マグマをゆっくり冷やしてくれた ふた。
地殻変動。
そして 日本海の荒波。
さまざまな偶然が重なって→

福井名物 東尋坊の絶景は生まれたんです。
でも そのすごさ
これだけじゃないんですよ。
続いて タモリさんが
やって来たのは→
東尋坊から


車で10分ほどの所にある町→
三国です。
三国は 北前船の拠点として栄えた港。
北前船とは 江戸から明治にかけて→
日本海側と大坂を結び物資を売り買いしていた船です。
今は 越前がにを水揚げする
福井有数の漁港として知られています。
でも この港
東尋坊と どんな関係があるんでしょう?
そこも港ですか?
(吉澤)ええ 河口ですね。近いですね。
河口が港になってますね。
あっ こんにちは。≪こんにちは~。
は?
ツルベ?はい!
三国の町の歴史に詳しい
釣部由紀子さん。
越前がには
塩ゆでが おすすめ!
釣部さんの案内で
三国港の端に向かいます。
おっ ここ 砂浜なんですか?
そうなんです。
ほぉ~。
そうですね。
(釣部)そうなんです。
これを設計したのが オランダ人技師の→
エッセルという人なんです。
明治時代に西洋の最新技術を導入してつくられ→
国の重要文化財にも指定されています。

実は この突堤こそ→
東尋坊のすごさを
今に伝えるものなんです。
(吉澤)ところで タモリさん。
あっ 先生 度々… すいません。
うん?
すごい。ね?
(吉澤)そういうことですね。
ほぉ~。
そうなんですね。
ああ そう!
ちょっと 今 写真をお見せしますね。
あっ これ 工事中?(吉澤)はい。
そうなんです!
この突堤の基礎部分→
実は 東尋坊の崖から
切り出されてきたものだったんです。
あんまり細かくならないように→
柱がゴロンと落ちる程度のダイナマイトを仕掛けて。
へえ~。
今回 突き止めた?そうですか… 初めて?はい。
ああ そう!
今まで分かってなかったんですか?
誰も分かってなかったんです。
へえ~。
吉澤さんが東尋坊で見つけた場所が
こちら。
確かに 岩がはぎ取られ→
平らになっています。
しかも…

そうですね。
きれいだもんね これ。
そうですね。
あのままですね。
あのままですよね。
東尋坊の岩は 地中で
ゆっくり冷え固まったので→
太い柱のようになってましたよね。
そのことが 頑丈な石組みをつくるにはうってつけだったんです。
でも なぜ 大量の岩を運んでまで→
これだけ巨大な突堤をつくったんでしょう?
そこには 三国の港が抱える
大きな問題がありました。
(釣部)そうなんです そうなんです。
(釣部)そうなんです そうなんです。
はい。
はい。
じゃあ 土砂を入れます。
流れをつくります。
(釣部)どうですか 土砂は…。
この辺り 結構 濃くなってますね。
そう 三国港の悩みは 土砂。
ここは 福井を代表する川九頭竜川の河口にあたります。
実は この川 福井北部の全ての川が
流れ込むため→
三国に大量の土砂が押し寄せます。
そして 河口には日本海の荒波が打ち寄せます。
このため
土砂は沖合まで流れないんです。
そこで この やっかいな砂を


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