これは?ワラか何かですね。
これは問題です。
モリーが スーツケースに入れた鳥の巣にワラが混ざっていました。
1万9,000ドルの罰金が
科せられるかもしれません。
どちらから?
国ですか? イギリスです。
この中に ガラパゴスの植物にとって→
害となる虫が潜んでいるおそれがあります。
危険ですから没収します。
ご協力ありがとうございます。
ごく小さな虫でも
ガラパゴスの生態系には脅威となります。
ありがとう。
幸い 今回は注意されただけで済みました。
ロビーです。
地元でガイドを務めるロビーがホールズ一家の世話役となります。
よろしく頼みます。
エクアドルのガラパゴス諸島は→
主に 19の火山島で構成されています。
その中で 人々が暮らしている島は→
わずか4つ。
ホールズ一家が これから滞在するのは→
サンタ・クルス島です。
サンタ・クルス島は 高い所で標高およそ900メートルあります。
ここって ジャングル?
そうよ。
ジャングル やだな。
サンタ・クルス島のジャングルは植生が独特で→
「雲霧林」と呼ばれます。
自生する植物の1/3が→
他の地域に存在しない固有種です。
スカレシアというキク科の植物は高さ20メートルにもなります。
すごいな。
モリーとアイラは疲れたろうね。
おいで。 ほら だっこするよ。
この道の先に おうちがあるんだ。見に行こうね。
ほんと?
見てごらん。
すごいね~。 もうすぐだよ。
すごい!
すごいね~。 もうちょっとよ。
見えるかな。
もう一歩。 あと一段。 よいしょ。
開いたぞ。 入って。
すばらしいわね~。
パパ 見て。すごいな。
ハンモック!
すご~い!
ガラパゴスへ来るたび 心が満たされます。
すごく楽しい。
今は さすがに クタクタですが…→
最高です。
36時間かけて
1万キロ以上 移動した ホールズ一家。
探検の前に まずは休息です。
♪♪~
ガラパゴス諸島最大の街
プエルト・アヨラ。
ホールズ一家の滞在先からは
5キロほどの所にあります。
一見 普通の港町ですが
大きな特徴があります。
100年ほど前に人間が住み始めても→
動物たちは街を出て行かなかったのです。
プエルト・アヨラでは 誰もが
野生動物と接する機会を持てるので→
夢のような時間を過ごせます。
よし!行きましょ。行くよ。 おいで。
自然界の捕食者が少ないため→
ガラパゴスの動物たちはほとんど警戒心がありません。
人間に対しても 全く無関心です。
エクアドルは 世界で初めて自然の権利を憲法で定めました。
ガラパゴスでは 人間は 動物から→
2メートル以上 離れなくてはなりません。
ほら こっちへ おいで。 こっちだよ。
離れて 離れて~。
もちろん アシカは
そんなルールは知りません。
よ~し 大丈夫。 良かった。
海へ行きたいのね。
さよなら~。
海に戻るんだ。
ガラパゴス 大好き。
野生の動物が みんな すごいの。
自分の目を疑っちゃった。
お尻を出して泳いでる。 アイラみたい。
まだ見える!
息継ぎしてる! もう一回!
見送って。
ガラパゴスの動物たちは人を恐れないだけでなく→
あらゆる点で特別です。
カッショクペリカンや グンカンドリは→
翼が2メートル以上もある巨大な鳥です。
一方 ガラパゴスアシカは→
地球上で最も小さなアシカ。
そして 世界中で 1,000羽もいないヨウガンカモメは→
すべて ガラパゴスに生息しています。
海の幸が豊富な プエルト・アヨラは動物にとっても恵みの場所です。
(アイラ)大きい!