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2018/12/23(日) 09:00〜09:50 皇室この一年「人々に寄り添って〜象徴を生きる〜」[字]

11月 秋雨の赤坂御苑。
天皇皇后両陛下は寄り添いながら
一本の傘に入られています。
来年4月の天皇陛下の退位を前に→
両陛下が臨まれる最後の園遊会となりました。
ありがとうございます。
肩をぬらしながら語りかけられる両陛下。
お二人が共に歩まれた日々は
間もなく区切りを迎えます。
今日 12月23日に
85歳になられた天皇陛下。
天皇として
最後の誕生日となりました。
来年5月から 皇室は→
新たな世代が担っていくことになります。
戦没者の慰霊。
被災地のお見舞い。
人々との触れ合い。
♪♪~
退位を前に 象徴の務めを果たされた→
この一年を振り返ります。
今日は 大勢の方で混雑しています。
前に詰めて お進み下さい。
天皇陛下の退位まで 1年余りとなり
迎えた新年。
一般参賀には
平成に入って最も多い→
12万人を超える人たちが訪れました。
3月 沖縄。
天皇皇后として 最後の訪問となりました。


ようこそ!
訪問は 今回で11回目。
沖縄戦 最後の激戦地となった→
糸満市を訪ねられました。
両陛下は いつも最初に戦没者の慰霊に臨まれてきました。
初めての沖縄訪問は 昭和50年。
ヘルメット姿の過激派の学生が1人 飛び出しまして…。
この時 事件が起きました。
訪問に反対する過激派のメンバーが火炎瓶を投げつけたのです。
激しい地上戦が行われ
20万人以上が犠牲になった沖縄。
県民の間には 皇室に対する→
複雑な感情が残っていました。
その日の夜 天皇陛下は…
などとする異例の談話を発表されました。
以来 その言葉どおり→
両陛下は 戦没者の慰霊や→
遺族との面会を重ね→
沖縄に 心を寄せ続けられてきました。
その姿を 遺族たちも見つめてきました。
天皇陛下は 毎年全国戦没者追悼式に出席し→
戦争が 二度と繰り返されないことを→
願われてきました。
誕生日を前にした記者会見で
次のように述べられました。
今年も 日本列島は
多くの自然災害に見舞われました。
7月 豪雨が西日本を襲いました。
広島県と岡山県 それに愛媛県を中心に200人以上が亡くなり→
今も 多くの人が


避難生活を送っています。
両陛下は 被害の大きさに心を痛め→
発生から2か月後被災地に入られました。
広い範囲に及んだ被害。
両陛下は 2回に分けて→
被災地を訪ねられました。
ヘリコプターとバスを乗り継ぐ→
負担の大きい訪問となりました。
落ち着きましたか?
お具合は?
大丈夫です。
更に 悪天候で 日程の延期を
繰り返し余儀なくされました。
それでも 両陛下は→
「待っている人たちの気持ちに応えたい」と→
被災者のもとに向かわれました。
先月。
両陛下は 震度7の地震に見舞われた→
北海道厚真町を訪ねられました。
(歓声)
犠牲者の家族の方々です。
平成は
災害の時代でした。
平成7年の阪神・淡路大震災。
両陛下は 発生から2週間後→
余震が続く被災地に入られました。
皇后さまは バスの中からも→
被災者を元気づけられました。
そして 東日本大震災。
両陛下は 発生から間もない時期に

7週連続で→
東北3県などを見舞われました。
その後も 被災地への訪問を重ね→
被災者に心を寄せられてきました。
黙とう。
震災から7年がたった今年。
両陛下は 全国植樹祭に出席されるため→
福島を訪問。
車で 280キロを移動し→
原発事故や津波の被害に遭った沿岸部を

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