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2019/01/06(日) 13:50〜15:05 あの日 あのとき あの番組「象徴天皇 素顔の記録」[字]


天皇陛下。
この時 19歳でした。
昭和天皇の名代として→
イギリスの

チャーチル首相や→
アメリカのアイゼンハワー大統領と
会われました。
この4年後 天皇陛下が自ら撮影された→
美智子さまの写真です。
お妃選びが注目されていた このころ→


出会って間もない美智子さまの姿を→
カメラに
収められていました。
天皇陛下は 自らの結婚について→
これまでの皇室にはなかった考えを→
持たれていました。
教育掛を務めた経済学者の小泉信三。
天皇陛下が 結婚相手に
何を求められていたのか→
その言葉を記しています。
「自分は 出生からも成長の環境からも→
どうしても
世情にうとく→
人に対する
思いやりに欠ける心配がある。→
ぜひ そういう
思いやりの深い人を得て→
助けてもらいたい」。
昭和34年4月10日お二人は 結婚されました。
皇族や旧華族ではない女性が
皇太子妃となったのは→
初めてのことでした。
お二人は 子育てでも→
皇室の慣習を変えました。
両親と離れて暮らすものとされていた子どもを→
自ら 育てられたのです。
はい。
3歳の時
両親のもとから離された天皇陛下。
自分のような思いをさせたくないと→

述べられていました。
お住まいには 美智子さまのために→
キッチンも設けられました。
ここで→
お子さまの弁当を→
手作りされました。
次男の礼宮さま 長女の紀宮さまも自ら育てられました。
時代にふさわしい皇室を築きたい。
お二人は 自らの家庭の在り方から実践していかれたのです。
ここで 皇室の祭礼→
宮中祭祀が行われます。
宮中祭祀は 国家の安泰と
国民の幸せを祈って→
古くから続けられています。
政教分離を原則とする憲法の下→
現在は
天皇の私的な行為とされています。
天皇陛下は
年間30回ほどの宮中祭祀に臨まれます。
この日 行われたのは→
春季皇霊祭春季神殿祭です。
総理大臣 衆参両院の議長
最高裁長官などが案内を受け→
参列しました。
天皇と皇族の霊に→
米や酒 絹などを供え 拝礼されます。
外国訪問中の皇太子さまなどを除いて→
皇族方も参列されました。
陛下の装束は黄櫨染御袍。
天皇以外

着ることができません。
布地の色は→
太陽が最も高く昇った時の色を表しています。
天皇陛下に続いて
皇后さまが拝礼されます。
平安時代からの流れを汲む髪型
おすべらかしで→
臨まれます。
おととしまで10年余り 侍従長を務めた→
渡辺 允さんは→
祭祀に臨まれる天皇陛下を→
近くで
見続けてきました。
新嘗祭っていうのが
11月23日にあります。
あれは 2時間ずつ 2度→
ずっと正座をしてなきゃならないお祭りなんですね。
相当 大変なんです。 その2時間ずつ。
そうしたら 実は陛下は→
今 ほとんど テレビを見る時は
正座してらっしゃるんですね。
それは 足を慣らすため。
なぜ そこまでなさるかというとやっぱり 神様の前に出た時に→
足が痛いとか 足が痺れるとかいう
邪心が生じちゃって→
きちっと お祈りができないのは
よくないから→
自分は そうしているというふうなことを
おっしゃってね。
私は なるほどなと思いましたけどね。


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