2019/01/07(月) 00:00〜00:45 地球ドラマチック「ガラパゴス体験記〜楽園の海を守る〜」[二][字][再]


痛ましい現実に ぞっとします。
サメの未来を救うためにも
調査チームは→
ダーウィン島の海が チャンスを
与えてくれることを願っています。
サメにタグを付けられるよう 祈ってます。
笑顔で戻れるように。
そして 私も写真を撮りたい。
ジンベエザメのね。
(ジェフ)そうだね。
ええ。
今日が その日だ。

今日こそ…。ええ。
最後の挑戦へと チームは
勢いよく 出動します。
今回の旅の成功が この日のダイビングに
かかっています。
ミスは 1つも許されません。
しばらくの間 私は 皆さんの上にとどまっています。
常に下を見ているので 何か見つけたら
手で合図して。
すぐ降りていきます。
ジェフとハリーは スキューバの泡でサメを驚かせないよう→
素潜りすることにしました。
サメを発見したら 一気に 20メートル潜りサメにタグを付けるという作戦です。
♪♪~
ついに 遠征調査に来た甲斐のあるすばらしい光景に出会いました。
サメの群れです。
ダーウィン島の海はシュモクザメで有名ですが→
毎年 250万匹以上が ヒレ目当てに


殺されているといわれます。
とりわけ アカシュモクザメは
僅か30年間で 95%も減少しました。
シュモクザメは
最高時速50キロで泳げるため→
一呼吸で タグを付けるのは
非常に難しいチャレンジです。
更に その下に
クロトガリザメがいました。
ジェフがタグを放ちます。
しかし 当たりません。
呼吸をしに 一旦 水面へ。
再び 挑戦します。
ジェフとハリーが 10年間に
タグを付けたサメは およそ30匹です。
命中です。 この海で 最も重要な
生物のひとつに タグが付けられました。
チームは喜びにわきます。
そして 更に…。
ダーウィン島の海は 最後に
もう一つの切り札を隠し持っていました。
成長すると 全長10メートルを
優に超えますが→
このサメの一生の大半は
謎に包まれています。
ジンベエザメの繁殖行為や
出産の様子をとらえた記録はなく→
生息数さえも 明らかではありません。
体の紋様が 個体ごとに異なるため鮮明な写真は→
科学者がこのサメを識別し 世界のどこを

回遊しているかを知るのに役立ちます。
今回 撮った写真は この威厳と謎に満ちた
海の生物に→
研究の光を当てることになるでしょう。
そして 彼らの未来を守るためのカギともなるのです。
モンティは ついに成し遂げました。
♪♪~
大きな収穫とともにモンティの3か月間の
ガラパゴス滞在が終わろうとしています。
調査チームも 最後のダイビングで
ミッションを達成しました。
♪♪~
これは よく撮れてる。 ベストショットだ。
側面の紋様が はっきり見えて
個体を識別するのに最適だ。
(仲間のダイバー)特徴がわかる。
ああ。 個体が確認できる。
メスだ! それも妊娠してる。
すばらしい!
今回の遠征調査は この先 何年も
研究に活用され→
ガラパゴスのサメや 掛けがえのない海を
守るために貢献することでしょう。
見事なダイビングだった。
最高に幸せだ。 さあ 帰ろう!
上出来だね。
(ジェフ)祝杯を。アハッ。 帰って ビールだ!
遠征調査での成功は ホールズ一家の
生涯最高の旅を終えるのに→
ふさわしいものとなりました。

(モリー)うわっ 大きい!
旅は ダーウィンがガラパゴスに及ぼした
影響について考える 最高の時間でした。
ダーウィンが ここに来たのは
180年以上前です。
現在の島を見たら 彼は嘆くでしょう。
人間のせいで 砂浜は このありさまです。
(ファン)ダイヤモンドは永遠と言いますが。
(タム)プラスチックも永遠ね。
しかし ダーウィンを