2019/01/09(水) 19:30〜20:15 ガッテン!「新発見“寿命がわかる数値”!?1分間で寿命点検SP」[解][字]


ロウソクの長さを決めてもいいのかというのを→
先生に これから
説明をして頂きたいと思います。
東京医科歯科大学 難治疾患研究所 教授の
古川哲史先生です。 どうぞ!
ようこそお越し下さいました。
(拍手)
まず 先生→
ここが全てのポイントなんだということを皆様にお知らせをしたんですけれども→
どうして こうやって上がると



いけないのかっていうことなんですが。
これをまず教えて頂けますか。
(大島 はしの)へえ~!ほう ほう。
ここら辺で…
ああ 安静時の脈が高いことがよくないわけで→
この角度が上がるから 下がるからの
ことではないということですか。
で 「73」 「53」とあります。
でも 思うんですけど 意外と→
ここら辺なんじゃないですか?
先生 今 ご自分の安静時の脈拍ご存じですか?
大体やっぱり 60~64ぐらいで出てます。
はしのさんと同じで…
先生がなるなら安心。
今 測ると 100を超えてるかもしれないと。
(笑い)
(木村)先生。
今日は先生を そういうつもりで
呼んだんじゃないんですよ。(笑い)
アドレナリンってホルモンが高いと
脈は速くなって→
それが少ないと それが低くなると。
こういうふうに安静にしてる時に脈が高いっていうのは…
そう 脈拍数を
ずっと高いままにしていた原因とは→
このアドレナリン!
アドレナリンは 興奮した時や危険を感じた時に出るホルモンです。
腎臓のそばにある
副腎という臓器から分泌され→
心臓の鼓動を速める働きがあります。

実は 今回の実験ではガッテンボーイの2人にも→
このアドレナリンの検査を
行っていました。
2人が起きた直後の尿から検出された
アドレナリン濃度を比較したところ→
なんと宮森は 池田の3倍近く→
アドレナリンが出ていることが分かりました。
実は このことが 死亡リスクを
高めてしまう原因になっていたんです。
血管は 心臓が拍動する度に
ゴムのように伸び縮みをしますが→
脈拍数が高くなると
傷みやすくなってしまいます。
これが長期間続くと
動脈硬化を引き起こし→
やがて心筋梗塞や脳卒中に!
更に最近 もう一つ 恐ろしいメカニズムがあることが分かってきました。
脈拍数が高い状態が続くと→
心臓から炎症を引き起こす物質が出るというんです。
この炎症物質 体じゅうで悪さをします。
例えば 抵抗力を下げ感染症にかかりやすくなる。
更に がんに つながることさえあると
考えられているんです。
なので 脈拍数が高いままだと
その数値に比例して→
あらゆる病気のリスクが
高くなってしまうんです。
わぁ… 怖いですねぇ!
えぇ~っ!?
安静時の脈拍が多い。

安静時の脈拍も落ちないで高くなると。
じゃあ その原因をちょっと。
はい。
出なくていい時に
アドレナリンが出てしまうような→
状態を引き起こす要因。
(古川)やっぱり この中で圧倒的に関係が強いのって→
ストレスだと思うんですね。→
例えば こう 上司がすごく厳しくて→
朝から晩まで叱咤激励されて仕事をしてて
それがもう1週間じゅう続いてると→
その人は ずっと
アドレナリンが高い状態にあるので→
それは
ちょっと危険だってことになります。
それから あと タバコなんですけども
タバコは ニコチンって含んでますよね。
ニコチンっていうのが
アドレナリンを出してくる。
それから お酒なんですけども やっぱり
アドレナリンを出してくるんですね。→
あと 運動不足とか
睡眠不足とか疲労とか→
やっぱり
アドレナリンが高くなります。
そういうことなんですねえ。
まあ 宮森くん ロウソク短かったですけど彼に聞きましたら→
この全てに当てはまる。
(木村)えっ!(大島 はしの)えぇ~!?
若いのに…。