「変なホテル」にも
行ったことがあるので、一応知っ
てはいますが、
チェックインを体験させていただ
きました。
外「こちらの画面にタッチしてい
ただきまして」
上「ウエダダケヒコ。なんかドキ
ドキするなあ。
滑舌悪かったらどうしようと思っ
ちゃう」
上「出ました出ました」
外「こちらに移動していただきまして」上「はい」
上「出てきました」
恐竜ロボットは日本語のほか、
英語・中国語・韓国語も話すので
多くの外国人にも難なく対応します。
続いて、お部屋へ。
上「開きました。お、電気がつきました。
あーすごいきれい。
白が基調になっていてモダンな感じのホテルですけど、
特に変ではないですね」
客室でのポイントは、このタブレット端末。
以前行ったハウステンボスの変な
ホテルには
ありませんでした。
上「タブレットですよね、
テレビエアコン照明なんかがあり
ますが」
外「テレビのオンオフもこれでで
きますし、
エアコンのオンオフも」
上「あ、ピッていいましたね今」
つまり、この端末一つで部屋のあ
らゆるスイッチが
操作できるから便利だというわけ
です。
上「レストランって何ですか?」
外「レストランの混雑状況をこの画面で見ることができます」
コレがあれば、朝食会場に行って
から
待たされるなんてことが減ります
ね。
さらに。
外「照明の色を選んでいただくことができます」
上「色を選ぶ?」
上「色温度って出てきましたね。
これをこう動かすってことですか
?」
上「これをジャングルっぽいグリ
ーンにしてみよう、
おーすごい」
冬場は暖かい色にしたり、逆に夏場は涼しい色にしたり、
お好みで何色でも。
ちなみに、1600万色もあるそうです。
そんなに使いこなせませんがね。
そして、内線電話の代わりに設置されているのが
特別仕様のスマホ。
国際電話も無料でかけられる、
外国人にもうれしい機能付き。
上「じゃあ中国の人が、家に、いまホテル着いたよとか、
ここからかけちゃっていいってこ
とですか?」
外「はい、できます」
しかも、外へ持ち出すこともできるんです。
観光スポットの紹介や割引クーポ
ンなどお得情報も満載。
上「なるほど。これけっこうあの、
あれですよね。
フロントに行って、フロントの人
に
この辺りで駅にどうやって行った
らいいですか?とか
なんかこういうのありますか?と
か聞くけど、
それが要らないってことですか?
」
外「そうですね」
だからフロントは、恐竜でもいいんですね。
こうしていろんな設備があって楽
しそうなんですが、
ただ、私が知っている「変なホテ
ル」とは
違っていました。
ロボットが、少ないんです。
「変なホテル」はもともと、人件
費などのコストを抑えるために
ロボットをたくさん導入していた
ハズ。
しかし。
実は、本家、ハウステンボスの「変なホテル」も、
もはやロボット一色ではありませ
ん。
ピーク時は243体ありましたが
現在は85体と激減しているんです。
理由は、ロボットの「限界」。
例えば、音声認識する「コンシェルジュロボット」は、
多様化する客の質問にしだいに答
え切れなくなり、
撤去。