で、放水が行われているものと思われます。
画面中央左から水しぶきが上がっ
ているのが分かります。この火事
で、60代の男性がけがをした、
>>では、
関西のニュースをお伝えします。
>>大阪市出身で、
経済企画庁長官も務めた作家の堺
屋太一さんが亡くなりました。
83歳でした。
>>人がどう言っている、
隣がどうしてる、みんなこうして
る、
人が笑わんと一緒に笑わないとい
うような感覚がね、今、特に若い
人に多いです。これをやめてね、
自分で考える世の中にならなきゃ
いかんと思いますね。
>>常に時代の流れを読み、
時に憂いながらも、
楽しい未来を描くことに奔走してきた、
大阪市出身の作家、
堺屋太一さん。
今月8日、
多臓器不全のため亡くなりました。83歳でした。
東京大学を卒業後、
当時の通産省に入り、担当したのが、
1970年の大阪万博でした。
太陽の塔を手がけた岡本太郎さんを抜てきしたほか、
デザイナーのコシノジュンコさん
など、若手も積極的に起用。
大成功を収めます。
通産省を退官したあとも、
国際花と緑の博覧会のパビリオン
の総合プロデューサーを務めるな
ど、イベントの仕掛け人として活
躍しました。
その一方で、
官僚時代から未来を見通す才能も発揮します。
第1次ベビーブーム世代を、
団塊の世代と名付けた小説を出版。
人口問題に警鐘を鳴らし、ベスト
セラーとなりました。
常に現代の事象から未来を的確に
捉えていた堺屋さん。
>>幸せな子どももいれば、
不幸せな子どももいる、つまり、幸せというのは、
あくまでも相対的なものだと思う
んですね。
>>君は今の時代に生まれてきて、
幸せだと思う?>>うん、
僕は幸せだと思う。
>>どうして?
>>普通の人やったら、
こんな塾にも行けないでしょう。だから僕は、
ほかの人と違って、
塾に行けるから幸せです。>>君はね、
今の時代に生まれてきて幸せだと
思う?
>>思う。
>>どうして?
>>今時代が発達してるから。
>>私たちのように、不自由なと
きに、
物の足りないときに育った者がだんだんと豊かになってくると、常
に幸せ感がありますね。
常に目標が与えられてるのが、自分で作らないかんということにな
ると、やはり苦しい。そういう意
味で、将来、
今の子どもたちがわれわれよりも
幸せなのかどうかというと、かな
り疑問があると思いますね。
>>1990年代以降の情報化社会の到来も、
いち早く予測していました。
>>情報とかいうような知恵の値打ちが世界をリードする時代にな
ってくるだろうと。
つまり知価革命の時代だと思いますね。
>>金融機関の破綻が相次いだ、
1998年には、
その先見性などが買われ、
小渕内閣の経済企画庁長官に、民間人として起用されます。
>>座り心地はいかがですか?
>>普通のいすですよ。
もっと平和なときであったら、
絶対に受けなかっただろうと思います。
>>関西経済の地盤沈下や神戸の
阪神・淡路大震災からの復興を気
にかけ、視察する姿も見られまし
た。
また近年は、
橋下徹氏を口説き、
政界進出の後ろ盾となるなど、
地元、
大阪の改革にも意欲を示し続けま
した。
>>年齢が若いだけじゃなしに、
しがらみがない。
それが第一です。
2番目は過度の早さ、すぐに実行する、それじゃないと、
大阪は間に合わない。