2019/02/13(水) 15:50〜17:53 ten.【若一調査隊…吹田で世界旅行!「国立民族学博物館」】[字]


競技の枠を超えて活躍している、頑張っている競技者の皆さんが、
やっぱりなんとかこの状況を乗り
越えて、
復活してほしいというふうに考え
てると思います。
そういう意味できょうは、
この若い女性のアスリートを取り巻く健康の問題というところに、
少し焦点を当てて解説をしていき
たいと思います。
まずはきのうの病名が公表された
記者会見なんですけども、
非常に早期発見ができたというの
が、
記者会見の1つの大きな柱になっ
てるんですけども、
そこに私は注目をしています。
この日本水泳連盟の副会長が、
池江選手のことについて、水泳を
していたことによって、
異変を感じることができたんだと。



通常の生活ではたぶん発見できなかったというふうに、
お話をしているんですけれども、
これはどういう意味かというと、
このJOC、今、
オリンピックの強化選手のアスリートプログラムというものが進ん
でるんですけれども、池江選手も、
1500人ぐらいの指定選手の中の一人ということで、その選手に
対して、健康面、
こういうことを大事にしないといけないということが、
冒頭に書かれているんですね。
強化選手、
指定選手の日常の健康と体力を管
理するために、
定期的に健康診断、
体力測定などを実施しなければならないというふうに書いています。
ですから、池江選手の周りには、
プロの指導者、
それから医師、
最高のスタッフがそろっているわけですね。
ですから早期発見できる環境が十
分に整っていたということがいえ
るんだと思うんですね。
この環境が整ってきたという歴史
というのは、まさに女性アスリー
トが活躍をしてきた、
オリンピックの舞台でどんどんど
んどん出てくるようになってきた
歴史でもあるんですけども、
どういうふうに女性アスリートが登場してきたのかと。
100年ほど前のオリンピックは、

日本の女性アスリート、
オリンピック選手というのはゼロ
だったんですけれども、
そこからどんどんどんどん右肩上
がり、
東京オリンピックのときには17
%、
そしてアテネオリンピックのとき
には半分を超えるぐらいの数にな
った。
そして今も大体過半数、
半分ぐらいが女性アスリートとい
う状況になってきたんですね。
やっぱりオリンピックというのは、
日本にとっては女性の活躍する歴史ということがいえると思うんで
すね。
もう一つは見逃してはならないのは、
オリンピック選手の低年齢化とい
うことがいえると思います。
池江選手も18歳。
それまで至るまでに、
ずっと国際舞台で早くから活躍す
る選手だったんですけれども、
まさにオリンピック選手は今、
10代の未成年が中心になってきている、低年齢化。そして、
来年の東京オリンピックに向けて、
それぞれの競技団体というのが、
ジュニアアスリートの育成に力を
入れている。
中学生、あるいは小学生のときか

ら、
非常に厳しいトレーニングを積み
ながら、
オリンピックを目指す、
オリンピックで活躍できる選手を育成しているというのが、現状な
んですね。
特にこのすでにオリンピックの舞台で活躍した女性アスリートの皆
さん、フィギュアスケートの浅田
選手や、
卓球の福原元選手、そしてレスリ
ングの吉田選手も、
新体操の畠山選手も、
皆さん、3歳とか5歳とか、
そのぐらいの年齢のときから競技
を始めていたということなんです
ね。
>>本当に次から次に若いスターが登場してますもんね、増田さん
ね。
>>そうですね。でまた、それを
支えるコーチ陣とか、