2019/02/15(金) 09:50〜11:15 よ〜いドン![字]【国宝奈良・郡山をぶらり10年生徒ゼロ雅楽教室大盛況にした秘策!】
◆そうなんですよ。
茶色になってきたら新酒の出来が
わかるという。
◆行きましょう。
◆銀シャリがやって来たのは、創業1751年。
歴史と伝統を持つ灘の酒蔵・神戸
酒心館。
◆絶対にあの方ですよ。
◆この方でしょうか。
すいませーん、こんにちは。
醸造責任者の宮本さんでしょうか。
◆はい、宮本です。よろしくお願
いします。
◆こちらが、今回のスゴ腕ワーカ
ー、
日本酒醸造責任者の宮本哲也さん。
◆どんな人なのかなと思って、
予想したんですけど、ちょっと似
てますよね?
◆はい。
◆見た?
◆いや。
◆作業服が一緒なん、おかしいわ。
◆ちょっとうれしいです。
◆お仕事の内容ですよ。
◆簡単に言ったら現場監督みたい
なものなんですけれども、
日本酒の発酵の過程を管理したり
とか、
1年間の醸造の計画を立てたり、
米の調達とか、
あと、
何かあったときの火消し役みたいなこともやってます。
◆いや、そこまでは聞いてないで
す。
◆社員同士でいろいろあったりね。
◆その火消しのほうを詳しく…。
◆関係ないから。
仕事やけど。
◆お仕事を見せてもらう前に、
まずは自慢のお酒を試飲。
蔵の直売所へ。
◆ちょっと宮本さん、
どういうことですか!?
ノーベル賞の公式行事で提供されます。
これ、どういうことですか!
◆日本人の方がノーベル賞を取ったときに
公式行事のほうで使っていただい
ているお酒です。
◆物理学者の益川敏英さんらが受
賞した
2008年の公式行事で初めて採
用され、
以降、日本人や日本出身者が受賞
した年には
毎回振る舞われているんだそう。
果たして、そのお味は…?
◆すごいじゃないですか!
◆どうですか。
◆ちょっといい甘みがあっての。
おいしい。◆やっぱり外国人の方とか、
女性の方にも飲んでいただくため
に、優しく、
丁寧につくってますので、
一口目が…。◆めっちゃいいです。
◆めちゃくちゃ口当たりがいいで
す。
◆一気に広がりますね、ほんで。
◆1杯、飲んだら
もう1杯、欲しくなるような。
◆1杯飲んで終わりじゃなくて、次飲んでいただくのが、理想の酒
なんです。
◆ここで気になるお酒を発見。
蔵のほうから直接、生酒、しかも
原酒で、搾りたてを、
そのまま提供しているやつです。
◆すごいわ!◆こちらですね。
お酒の種類ってご存じですかね?
◆えっ…。◆吟醸というのは、漢字のとおり、
吟味されて米の種類が
60%のお酒が吟醸。
大ってつけば、
それのさらに上なんですけれども、50%以上を
ぬかにしていますよ。
米の芯の部分が半分ですよという。◆高級なのは高級なんですよね。
大吟醸のほうが。
◆だって、削ってるから。
◆だから、値段も高くなってるん
です。
◆お願いします。
◆うまい。
◆全然ちゃいますね。
おいしい!
◆おいしい!
◆全然、違う!
めちゃめちゃうまい!
◆というか、原酒がまずうまいわ。
◆一体なぜ灘で名酒が生まれるの
か。
◆日本の三大酒どころってご存じ